移籍志願のサウサンプトンDF “適正額オファー”届かずU-18チームへ送還

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去就問題に揺れるファン・ダイク リバプールに加えユベントスも興味とされるが…

 日本代表DF吉田麻也が所属するサウサンプトンのオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクは、移籍願望を明らかにしたまま夏の移籍市場の最終盤を迎えたが、クラブがトップチームの練習から外してU-18チームに送ったという。

 英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。

 ファン・ダイクは昨季の時点からリバプール移籍が秒読みとされてきたが、クラブ側が不正な手段で契約期間中の選手に接触するという勇み足もあり、交渉がいったん凍結されてオフシーズンに入った。すでにファン・ダイクはクラブに対して移籍のリクエストを出しているが、サウサンプトンの姿勢は「安売りはしない」というもの。彼らの考える適正額のオファーは届かず、移籍は実現していない。

 リバプールとは相思相愛の関係にあるとされるファン・ダイクだが、そうした状況にある上に、クラブはイタリアのラツィオからオランダ人DFウェスレイ・フートを獲得してセンターバックの頭数を揃えた。不満分子になってしまっているファン・ダイクは、U-18チームに送還されたという。

 移籍市場の閉幕まで残り10日を切ったなかで、イタリア王者ユベントスなどが身動きのできない状況に陥ったファン・ダイクに興味を示したともイタリアメディアでは報じられたが、サウサンプトンを納得させるオファーが届くかには疑問が残る。

 昨季、吉田とパートナーを組んでリーグカップ決勝まで進出したサウサンプトンを支えたセンターバックには、移籍先が決まらずにクラブとの関係も崩壊するという最悪のシナリオも現実味を帯びてきた。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images