中国メディア・今日頭条は21日、約半年後に開幕が迫った来年2月の韓国・平昌五輪について「新たな難題が出現した」とする記事を掲載した。(イメージ写真提供:(C)TEA/123RF 平昌オリンピックマスコット・白虎の「スホラン」と平昌パラリンピックマスコット・ツキノワグマの「バンダビ」)

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 中国メディア・今日頭条は21日、約半年後に開幕が迫った来年2月の韓国・平昌五輪について「新たな難題が出現した」とする記事を掲載した。記事は「五輪開幕まですでにそう長い時間がなくなりつつある今、資金力や人力が不足する中で会場建設が何とか終わりを迎えようとしているが、このほどまた彼らの頭を痛める新たな問題が発生した」としている。

 その新たな問題とは、交通のキャパシティオーバーだ。記事によれば、来年2月の五輪開催時には、観客以外に選手やコーチなど4万5000人がやってくるという。現地では関係者の移動をスムーズにすべく、空港の拡張や道路の工事を実施しており、工事が完了すれば仁川空港のキャパシティは現行の年間5400万人規模から7200万人に拡大され、道路状況もいくらか改善される見込みだが、実際本番を迎えた時に混雑する人や車の流れをさばききれるか、なおも不透明とのことだ。

 記事は「2008年の北京五輪では、建設開始段階から交通システムに問題は絶対ないと宣言し、実際に問題は起こらなかった。しかし、平昌五輪組織委員会が予測する39万人の外国人観光客は、現地にとって明らかに巨大な圧力となる」と指摘。以前韓国のネットユーザーが中国代表の参加を望まないと発言したことに、中国のネットユーザーはなおも反発しており、中国のネット上では「いいよ解決できなくて。どうせわれわれは参加しないし」、「会場が狭すぎる。間違いなく混雑するだろう」といった冷ややかなコメントが飛び出していると伝えた。

 さらに、日本のネットユーザーからも「いくら頭が痛くても日本に助けを求めるな。中国に助けてもらえばいいじゃないか。中国は交通手段がたくさんあるし、技術も発展しているぞ」との意見が出たとしている。

 韓国・聯合ニュースは20日、平昌五輪に向けた韓国国内の交通網整備に関して報じている。五輪開催中は仁川空港から平昌までの高速鉄道を1日51本運転するほか、平昌のある江原道ではシャトルバス約1200台を準備するという。また、会場付近の高速道路や国道など328キロメートル区間の建設も進んでいるとのこと。果たして計画はどこまで実現できるだろうか。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:(C)TEA/123RF 平昌オリンピックマスコット・白虎の「スホラン」と平昌パラリンピックマスコット・ツキノワグマの「バンダビ」)