左からヘタフェの柴崎岳、ヘーレンフェーンの小林祐希、ジュビロ磐田の川辺駿【写真:Getty Images】

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GK:順当と言える3名を選定

 ロシアW杯アジア最終予選のオーストラリア戦とサウジアラビア戦に挑む日本代表メンバーが8月24日に発表される。ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、W杯出場権獲得に向けた決戦にどんなメンバーを選ぶのか。フットボールチャンネル編集部がこれまでの予選の戦いぶりや、最近の活躍を元に招集すべき選手たちを選出した。なお、ハリルホジッチ監督はベンチ入りできる23人よりも多く招集する傾向があるため、今回は25人の選手をピックアップしている。

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GK:3人
川島永嗣(メス/フランス)
東口順昭(G大阪)
中村航輔(柏)

 GK候補はこの3名ではないか。東口、中村共に能力に疑いの余地はないが、今シリーズはW杯出場を決められるかどうかという重要な局面である。

 そうしたシチュエーションを踏まえれば、ブラジル大会予選、本戦ともに守護神として奮闘した川島がピッチに立つのではないだろうか。

 経験豊富なGKが最後尾にいることで、チーム全体が落ち着くはずだ。味方を鼓舞し、安定したセーブで貢献したい。

DF:鹿島の両CBに加え、左SBに売出し中のJリーガーを

DF:8人
吉田麻也(サウサンプトン/イングランド)
昌子源(鹿島)
植田直通(鹿島)
冨安健洋(福岡)
長友佑都(インテル/イタリア)
酒井宏樹(マルセイユ/フランス)
酒井高徳(ハンブルク/ドイツ)
松原后(清水)

 森重真人が左腓骨筋腱脱臼で離脱中のため招集できない。吉田とCBでコンビを組むのは、6月シリーズにも出場している昌子になると思われる。その昌子と鹿島でチームメイトの植田も推したい。招集は現実的ではないかもしれないが、J2福岡で主力として活躍する冨安も将来を嘱望される選手だ。

 SBはお馴染みの顔ぶれが並ぶはずで、長友、酒井宏、酒井高のいずれかがスタメンに入るだろう。清水の松原は、今シーズン全試合フルタイム出場中。守備の課題はあるが攻撃面に見るべきものがあり、SBの序列を変える可能性を秘めている。

MF:6月は構成力不足を露呈した中盤。新顔に期待

MF:7人
長谷部誠(フランクフルト/ドイツ)
山口蛍(C大阪)
井手口陽介(G大阪)
川辺駿(磐田)
香川真司(ドルトムント/ドイツ)
柴崎岳(ヘタフェ/スペイン)
小林祐希(ヘーレンフェーン/オランダ)

 長谷部誠は今シーズン開幕戦に出場しており、招集は間違いなさそうだ。キャプテンを欠くとハリルジャパンは途端に安定感を失ってしまうため、彼の復調は好材料だ。長谷部とコンビを組むのは山口か。ボールへの寄せの鋭さは群を抜いており、デュエルが求められるチームで持ち味を発揮したい。

 ヘーレンフェーンの小林はオランダで守備を磨き、ヘタフェの柴崎も国際レベルで力を見せられる選手。2人とも、選出されても不思議はない。

 清武弘嗣が離脱中のため、トップ下は香川が当確。肩の状態が気になるところだが、彼も開幕戦に出場しており、メンバーに名を連ねることは間違いない。磐田で存在感を放つ川辺は、日本代表で見たい選手。ボランチはもちろんトップ下でもプレー可能だ。

FW:メキシコで衝撃デビューの大黒柱が中心に

FW:7人
本田圭佑(ミラン/イタリア)
久保裕也(ヘント/ベルギー)
乾貴士(エイバル/スペイン)
原口元気(ヘルタ・ベルリン/ドイツ)
大迫勇也(ケルン/ドイツ)
岡崎慎司(レスター/イングランド)
杉本健勇(C大阪)

 大迫がけが明けで、原口は移籍が実現せずチーム内の序列も下がった。彼らはハリルジャパンを支えてきたが、万全の状態でオーストラリア戦を迎えられるかは不透明。

 それでも、岡崎はリーグ戦で2試合連続ゴールを決め、久保と乾のパフォーマンスも計算できる。本田もメキシコでデビュー戦ゴールを決めた。

 また、国内組では杉本が大活躍中だ。C大阪で14得点を挙げ、ストライカーとして覚醒した感がある。日本代表に選ばれるだけの数字は残している。ハリルジャパンの1トップは自身の得点だけでなく味方にお膳立てする役割も担うが、杉本は技術もあり周囲を活かすプレーにも長けている。

text by 編集部