PSGに所属するネイマール【写真:Getty Images】

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 パリ・サンジェルマン(PSG)に移籍したブラジル代表FWネイマールに対してボーナスを支払っていない問題に関して、国際サッカー連盟(FIFA)が調査に乗り出したようだ。23日に英紙『スカイスポーツ』が報じている。

 ネイマールはバルセロナとの契約を残していたものの、設定されていた契約解除金2億2200万ユーロ(約290億円)をPSGが支払うことでネイマールの移籍が決まった。一方で、バルセロナはネイマールに対して2600万ユーロ(約33億6000万円)のボーナス支払いを行わないことを発表している。

 このボーナスは、ネイマールが昨年バルサとの契約を延長した際に合意されていたものだった。だがバルセロナ側は、ネイマール側が合意されていた条件を満たさなかったとして支払いを拒んでいる。今年7月31日まで他クラブと交渉をしないこと、バルセロナとの契約を全うすると証明できること、他のクラブへ移籍しないことが9月1日に確認できたことの3点が、ボーナス支払いの条件だったという。

 しかし、これだけではない。バルセロナは契約延長ボーナスとしてすでに同選手に支払われた金額の返還を求めるとともに、「契約不履行」により損害がもたらされたとして850万ユーロ(約10億9000万円)の賠償金支払いを請求している。さらに遅延金として10%の追加を要求しており、請求額は約12億円となった。ネイマールが支払えない場合には所属クラブのPSGが支払うべきだとも要求している。

 同紙によると、FIFAがこれらの問題を調査し始めたとのこと。FIFAのスポークスパーソンは「問題は保留中であり調査中であるため、現時点でコメントする立場にない」と答えている。

text by 編集部