23日、中国メディアの観察者網が、営業時速350キロに戻った中国高速鉄道は日本の新幹線を秒殺すると主張する記事を掲載した。これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。写真は復興号。

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2017年8月23日、中国メディアの観察者網が、時速350キロに戻った中国高速鉄道は日本の新幹線を秒殺すると主張する記事を掲載した。

記事は、中国の高速鉄道網は「四縦四横」(南北の路線4本と東西の路線4本)から「八縦八横」(南北の路線8本と東西の路線8本)へと拡充して行く方針であることを紹介。また、北京と上海を結ぶ路線の「復興号」が、最高時速350キロでの運行を実現したことで、日本の新幹線を「秒殺」したと主張した。

「復興号」は、時速350キロでの運行により北京と上海の間をわずか4時間半で結び、1日に上下それぞれ9本を運行している。記事は、日本の新幹線とフランスのTGVは、それぞれ最高時速が320キロであり、これまで世界で最も速い高速鉄道だったと紹介。しかし、復興号はこれを上回って世界一の速度になると強調した。

また、「復興号」は核心技術、全体の設計、核心部品のすべてが完全な「中国の純血統」であり、海外技術の痕跡はないと主張。核心技術も含めてすべて国有化しており、しかも知的財産権も有しており、中国高速鉄道は中国経済の持続的な発展の強力な武器になっているとした。

これに対し、中国のネットユーザーからは「中国人としてとても誇らしい。この調子で頑張れ!」「核心技術を把握して中国の純血になったことが誇らしい」など喜びの声が多く寄せられた。

また、「とっくの昔に時速350キロで走っていただろ。ただ周りがやかましいから減速運行していただけだ」との指摘があったが、中国は6年前の事故をきっかけに減速しての運行をしていた。

他には「日本もフランスも線路をまっすぐ敷けないからな。こんな速度にできるのは広大な土地のある中国や米国、ロシアだけだ。米露には高速鉄道がないから中国の独壇場というだけ」という意見や、「これは謙虚さに欠けるだろ。新幹線は長年運行していて、中国高速鉄道の先生だったんだ。それに新幹線の運行に関わる細かな点はまだまだ学ぶに値する」という主張もあった。(翻訳・編集/山中)