自宅学習教材が続かない子でも大丈夫! 「小学生が楽しんで勉強するコツ」3つ

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塾や習い事よりお金が掛からず、自宅で簡単に取り組める自宅学習教材が注目を集めています。

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自宅学習教材といえば、通信教育の会社が出している定額制のものや、書店で売られている学習ドリルまでさまざまな種類がありますが、子どもがいる家庭であれば一度は購入したことがあるのではないでしょうか。

そのような自宅学習教材ですが、子どもにあれこれと買い与えてみたものの、どれも続かず本棚が教材の山となり悩んでいるママは少なくありませんね。

どの教材なら子どもが飽きずに取り組んでくれるのか。

実は子どもが飽きずに自宅学習教材に取り組むためのコツは、どんな教材を与えるのかよりも、自宅学習における環境改善にあることが、ママ達へのインタビューで分かりました。

もうこれ以上無駄にはしたくない自宅学習教材。どのような環境に改善すれば、子どもが続けてくれるようになるのでしょうか。そのコツについてお伝えします。

1: 問題選択が重要!成功体験を積ませてあげよう!

子どもの勉強に対する親の願望は「難しい問題もスラスラと解けるようになって欲しい」というものですが、そう思えば思うほど子どもに難しい問題をやらせてしまいがちです。

例えば、基礎もできていないのに発展問題をやらせたり、学校よりも進んだ範囲の勉強をやらせたりといったように、スラスラ解くとは程遠い行動に出てしまいます。

その行為は子どもにとっては苦痛でしかなく、苦痛な勉強が続くわけもありません。

だったらその逆を考え、スラスラ解けそうな簡単な問題をやらせ続け、「できた!」という成功体験を積ませてあげた方がよっぽど子どものためになると話すのは、小学校2年生の男の子を持つNさん。

Nさんは自宅学習教材として市販の学習ドリルを選択し、毎日2枚を子どもにやらせているそうですが、未だに1年生の範囲をやらせていて、スラスラ解ける問題ばかりをやらせていると言います。

既に2年生であることから、1学年遅い内容の問題をやらせることに最初は抵抗がありましたが、「低学年は基礎が重要」「子どもにあった問題をやらせることが重要」だと先輩ママから教わり実行しています。

その結果、自力でスラスラ解け正答率も高く、それにより達成感を得られているせいか、嫌がらず毎日決めた量を難なくこなしていますとNさん。

子どもにとって「できる!」という体験は楽しいもので、繰り返したくなるものです。

このままずっと簡単なものをやらせ続けるのは良くありませんが、特に子どもが小さなうちは簡単な問題を選択し、成功体験を積ませてあげることが大切ではないでしょうか、とNさんは言います。

成功体験の積み重ねが、この先もずっと飽きずに続けさせるコツなのでしょうね。

2: 親の見守り学習!一緒に学ぶ姿勢が重要です

リビング学習が注目を集めていますが、なぜリビングでの学習が子どもにとって良いと言われているのでしょうか。

それは子どもの学習に目が届き、分からない時もすぐに聞ける環境が子どもにとっては学ぶ上で良いからです。

ではリビングに一緒にいて、子どもに勝手に学ばせているだけで良い成果は出るのでしょうか。それだけでは出ませんね。親も子どもの勉強に関わることが重要だと話すのは、小学校1年生の女の子を持つIさん。

Iさんは上の子を都内の有名私立中学に入学させた親でもあり、上の子の経験から、いつも子どもをリビングで勉強させ、自分も必ず横に座り、一緒に問題を解いているといいます。

つまずいている時には、生活で起こる身近な事例を出しながら分かりやすく説明し、自力で答えが出せるよう導いているそうです。

ポイントは「楽しく解く」ということです。大人も同じですが楽しくなければ長続きしませんよね。親子で一緒に考えながら楽しく学習できるよう心掛けているそうです。

しかしそんなことを続けていたら、親がいなければ勉強しなくなるのでは、という心配も起こるでしょう。

確かにそのような心配もありますが、幼い頃に大切なのは、楽しい学習習慣を身に付けることですから、その基礎を作る時期だけと考え一緒に勉強していますとIさんは言います。

楽しく学ぶ習慣をつけることが、この先もずっと飽きずに続けさせるコツなのですね。

3: ゲーム好きにはもってこい!タブレット勉強法!

3度の食事よりもゲームの方が良いというくらいゲームが好きな子は男の子に多いですね。また女の子でも、スマホゲームに夢中になり、なかなか勉強が手につかない子はいるものです。

そういった子にお勧めなのがタブレット教材だと話すのは、2年生の男の子を持つHさん。

紙の問題ではすぐに飽きてしまい、ゲームやスマホなら夢中になれるという子であれば、タブレット教材が続けやすいと言います。

タブレット教材は読んで字の如くタブレット上で学習をするもので、タッチペンを使いながら、押したり書いたりして解答していくものです。

紙の問題では実現できないような、映像や音声を使いながら学習ができるため、勉強嫌いな子が夢中になりやすいと言います。

教材によっては、勉強の最後にゲームができるようになっていて、ゲームしたさに頑張る子どもも少なくないとHさんは言います。

ゲームやスマホ好きの子どもはもちろんのこと、どんな教材を与えても続かない子どもには、視力低下などの心配はありますが、思い切って紙からタブレットへ環境を変えてみるのも良いかもしれませんね。

今回は、自宅学習教材を飽きずに続けさせるためのコツを3つお伝えしましたが、どんな方法が子どもの学習意欲をかき立てるかは、子どものタイプにもよりますから一概にどれが良いとは言い切れません。

飽きずに長く続けさせるためのポイントとして共通していることは、「勉強は楽しいこと」だと子どもが認識することです。

そのためにはまず親として、子どものタイプや学習の習熟度、集中して勉強できる時間等をしっかりと理解することが先決であり、その上で子どもが楽しく勉強するための環境作りをしていく必要があります。

学習習慣が身に付くまではママも大変ですが、低学年のうちに子どもにあった学習方法を見つけ、習慣化できれば後が楽になると言いますから手が抜けません。

自宅学習教材をこれ以上無駄にしないためには、教材の種類ばかりに目を向けるのではなく、自宅の学習環境にも目を向け、子ども任せにせずママも努力することが大切ですね。