俳優としてだけではなく、映画情報番組の司会、監督業など幅広い分野で活躍する斎藤工。自ら発案し、ライフワークとして携わっている「シネマバード(移動映画館)」の活動も話題だ。そんな斎藤の原動力の一つになっているのが、テレビ東京で2011年1月期に放送されたドラマ『最上の命医』の掲示板。あす23日には昨年2月に続くスペシャルドラマ第2弾『最上の命医2017』(後9:00〜11:08)が放送される。

 同ドラマは、“無限の樹形図”=子どものいのちを救うことはたくさんの未来を救うこと。そんな信念を持つ若き小児外科医・西條命(さいじょう・みこと)が、消えそうな小さな生命に極限まで向き合う姿とその奇跡を描く本格医療ドラマ。

 斎藤にとってはプライム帯の連ドラ単独初主演作で、最終回が3・11の3日後、14日に放送され、反響も大きかった特別な思い入れのある作品。それは、番組のファンも同じで、番組公式ホームページの掲示板には今も新しい投稿が寄せられている。

 「中学生のときにドラマを見て医療に興味をもちました。その後医療の道に進む事を決めて今は医療系大学に通っています」「私は英語塾を経営していますが、英語を教えることで生徒さんたちの英語力向上に役立ち、『無限の樹形図』を実践したいと強く思いました!」「来年から研修医になる私にとってのスペシャルドラマは、まさに現実です」…など。

 斎藤も随時、掲示板の投稿をチェック。「そのたびに泣いてしまう。誰かの人生に選択肢を提示する作品に関わることができたんだな、と思うと責任を感じますし、僕自身の原動力にもなっています」と話す。

 新作ドラマスペシャルの放送が発表されてからは、一段と投稿も増え、待ちわびる声があがっている。

 「今回、2回目のスペシャルドラマとして新作をお届けできるのは、この作品を大切に思ってくれている方たちへの返球。医療を取り巻く現状を織り交ぜている作品だからこそ、支持されていると思うので、新作でも何か恩返しというか、背中を押すようなことがまたできたらいいな、そうやってキャッチボールをしていけたらいいな、と思っています。

 僕らの仕事は、人にきっかけを与えるものだと思いますし、与えることができたらいいなと思って、ドラマシリーズの後、はじめたのが移動映画館です。作品を観て、自分以外の人物に感情移入したり、疑似体験したり、ある職業に興味を持ったり、映画を作りたい、役者になりたいと思ったり。そういうきっかけになればと思ってやっています。それはきっと予想できない未来につながっているから。『最上の命医』という作品を作ったことが、たくさんの人の未来につながっているように。無限の樹形図は僕の中でも生き続けています」。

■『最上の命医』掲示板
http://www.tv-tokyo.co.jp/meii/bbs/index.html

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