長く一緒に暮らせないのを分かっていながら、20歳のシニア猫を引き取った一家がいる。

ネコの名前はデクスター。2年足らずの時間を一家とマラミュート犬のフローラとともに過ごし、そして虹の橋を渡った。

親友の死を悲しむフローラ

いつかこの日が来ると覚悟をしていた一家だが、犬のフローラにはとても辛い出来事だったようだ。

▼フローラとデクスターはいつも寄り添って暮らしていた

The DODOが伝えるところによると、デクスターの死後、フローラは歩き回ったりクンクン鳴いたり、それまではしなかった遠吠えをするようになったという。

残念ながら他の猫はデクスターのように、フローラに懐いてくれなかったそうだ。

見るからに落ちこむフローラの姿に、飼い主であり米ユタ州の動物保護施設「Best Friends Animal Society」でマネージャーを務めるジル・ウィリアムズさんは胸を痛めた。

やってきた4匹の子猫

そんなフローラが元気を取り戻すきかっけとなったのは、新しい飼い主が見つかるまで預かった4匹の子猫だ。

イギー、ボウイ、ロクシー、グラマーと名前の付いた子猫たちは、ウィリアムズさん宅の子供たちに、動物を里子として面倒を見る大切さを教えるためにやってきた。

子猫たちはフローラを見るとすぐに近づき、匂いを嗅ぎ始めたそうだ。フローラも顔を下げて匂いを嗅がせていた。

そして5匹は親友になり、フローラはできるだけ多くの時間を子猫と遊んだり、見守ったりして過ごしているそうだ。

いつかは家を去る子猫たち

もともと4匹の子猫たちと一緒に暮らすのは、正式な家族が決まるまでの間だけ。4匹の子猫はヒトとの生活に慣れながら、新しい飼い主を待っている。

彼らが家を去ったとき、フローラがデクスターのように親友になってくれる猫たちがたくさんいるのだと気づき、親友を失った悲しみが和らいでいることを願わずにはいられない。