ブンデスリーガ1部のシャルケから2部ウニオン・ベルリンに移籍したDF内田篤人が23日、現地で記者会見を行い、「1部に上がる手助けをしたい」と意気込みを語った。

 完全復活を目指す内田は、新天地に選んだウニオン・ベルリンについて「2部でも抵抗はない」ことを強調。「このチームは昨季4位で、1部に上がらなきゃいけない。その手助けになりたいし、一員として一生懸命やりたい」と昇格へ意欲を見せている。

 ウニオン・ベルリンを率いるのは、2012年12月から2014年10月までシャルケを指揮したイェンス・ケラー監督だ。内田は良き理解者の下でのプレーについて「僕のポジションはサイドバックなので、うまくボールをつなぎながらチームコントロールしたい」とイメージを膨らませつつ、「僕もそんな若くないので、チームがうまく回るようなプレーをしたいと思います」と自身が求められる役割も理解している。

 内田は2015年6月に行った右膝の手術以降、公式戦では昨年12月8日のELザルツブルク戦で途中出場したのみとなっており、ここ2シーズンはリーグ戦の出場がない。現在の状態に関しては「長い間休みましたが、その分ずっと練習はしているのでコンディションはいい。僕は準備できているので、できるだけ早くピッチに立ちたいです」と周囲の不安を打ち消した。

 また、2018年6月末までの1年契約について話が及ぶと、「僕にとって契約年数は大事じゃない。1日1日が勝負なので、大きな問題ではないと思ってます」ときっぱり。将来的なJリーグ復帰に関する質問には「そうですね、時と場合による。僕を必要としてくれるクラブがあれば、素敵なファンと素敵なスタジアムがあればどこでも良い」と答えた。

 所属クラブでコンスタントに出場を重ねた先には、日本代表復帰というシナリオも十分に見えてくる。内田も意識していないわけではないが、「行きたいけどクラブの時はクラブに全力。代表では代表。まずはここで100%を尽くすことを考えている」と、今はウニオン・ベルリンでのプレーに全力を注ぐつもりだ。


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