速度やセキュリティーを向上させよう! 自宅のWi-Fiを強化する10の方法

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Wi-Fiの登場はインターネットの発展に大きく貢献しました。誰もLANケーブルでデスクトップに縛り付けられたくはなかったし、そこから解放された我々は日々快適なインターネットライフを送っています。

しかし一方で、Wi-Fiは不満のもとにもなっています。きっとあなたも、速度が遅い、電波が悪いなどの理由で、イライラすることが多いのではないでしょうか。そこで、自宅のWi-Fiをパワーアップする方法を10個、ご紹介します。

1. 最新のWi-Fiテクノロジーを使う

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Image: Production Perig/Shutterstock.com

ネットワークの速度と信頼性を高めるには、何よりも最新のハードウェアを使うことです。ルーターのハードウェアの基本については過去の記事で紹介していますので、まずはそちらをご覧ください。特に知っておいてほしいのは、ワイヤレス「A」「B」「G」「N」は古い規格で、「AC」が最新であることです。

ChromecastやスマートフォンなどのデバイスへHD動画をストリーミングしているなら、AC規格のWi-Fiを使用しましょう。古いN規格よりも高速に大量のデータを移動できるため、スタッタリングやバッファリングが軽減されます。後継の「AX」は2019年登場予定なので、それを待たずに今からACを導入しても損はありません。速度アップの恩恵にフルであずかるには、ルーター側もデバイス側もAC規格に対応している必要があるのでご注意ください。

照明や各種スイッチなど、家庭内のスマート化も進んでいるため、Wi-Fiは家の隅々まで飛んでいることが不可欠になってきました。現在あまり性能のよくないルーターが1台しかなく、2台目をリピーターにする方法を学ぶ気がないなら、ワイヤレスメッシュネットワークシステムの導入を検討してみては?

ワイヤレスメッシュネットワークとは、家の各所に複数の小型ルーターを置いて家中をWi-Fiで覆うシステム。Luma、Eero、Googleといった企業がそのためのルーターを発売しています。通常1台が基地局として機能し、その他の複数台を家中のさまざまな場所に設置します。スマートフォンアプリからすべてのセットアップがかんたんに行え、また訪問したサイトや接続中のデバイスなど、ネットワークのあらゆる状況をモニターできるようになっています。

2. 自分のルーターの癖を知る

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Image: Phonlamai Photo/Shutterstock.com

ルーターの見た目がお洒落じゃないからといって、テレビ台の裏に隠してはいけません。シグナルを強くするには、壁や障害物のないオープンな空間に置かなければならないのです。あなたのルーターにとって最適な位置にテーブルなどの置き場が見つからなければ、壁への固定も検討してください。ルーターの固定用穴がうまく使えなければ、サードパーティー製のブラケットも販売されています。アンテナは垂直に立ててできるだけ高い位置に置くのがいいようです。米Lifehackerのコメントには、屋根裏がベストだった、という人もいました。それから、家中に届かせたいのであれば、家の中心に置くことも忘れずに。

ルーターはインターネット回線が来ている壁の近くに置きがちです。でも、長いイーサネットケーブルとケーブルクリップをいくつか用意するだけで家中の電波が改善されるのであれば、やってみない手はないでしょう。

3. 最適なワイヤレス・チャンネルを選ぶ

Screenshot: Google Play via Lifehacker US

近所のルーターとの干渉で、シグナルが減衰することがあります。ワイヤレスルーターは複数のチャンネルで動作するので、できるだけ干渉の少ないチャンネルを選びましょう。最適なチャンネルは、Network Analyzer LiteやWi-Fi Analyzerなどのツールで見つけられます。

4. 他の家電からの干渉を減らす

干渉の原因はルーターに限りません。コードレス電話や電子レンジなどの家電もシグナルに影響するのです。デュアルバンドルーターを買うか、コードレス電話の帯域を変えるという手もあります。ハードウェアを買い替えたくなければ、ルーターと家電の距離をできるだけ遠ざけてみましょう。

5. セキュリティーを改善してWi-Fi泥棒を阻止する

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Image: ranjith ravindran/Shutterstock.com

詮索好きなお隣さんや悪意ある攻撃からWi-Fiを守る方法はたくさんあります。シンプルな対策と適切なパスワード保護の組み合わせで、情報の洩れをおおかた防ぐことができます。

あなたのインターネット回線からデータを盗むご近所さんには、クローキングが有効です(ただし、テックに詳しいユーザーであれば、フリーネットワークスキャナーを使って比較的簡単に発見できてしまいます)。

Wi-Fiネットワークがみえなければ、接続されることもありません。つまり、SSIDを隠し、接続したいときに手入力すれば、ルーターを守ることができます。そのためには、ルーターのファームウェアセッティングから設定を変更しましょう。SSIDを隠すと、新しいデバイスの設定時にはSSIDを手入力しなければなりません。

また、パスワード保護に関して、ルーターのデフォルトの管理者名とパスワードはすぐに変えるべきです。さらに、WPA2パスワード保護を有効にしてください。暗号化されているので、旧式のセキュリティープロトコル「WPA」や「WEP」よりも安全です。

6. 重いアプリケーションをコントロールする

ビデオチャット、オンラインゲーム、Netflixなどのヘビーユーザーが家庭内にいる場合、帯域幅を食いつぶして、他の人のインターネットを遅くしている可能性があります。そんなときには、QoS(Quality of Service)が便利です。他のアプリケーション(ビデオゲームなど)よりも特定のアプリケーション(たとえばビデオチャット)を優先して、必要な帯域幅を重要なアプリケーションに割り当てられます。

7. DIYでWi-Fiを強化する

シンプルなDIYでも、Wi-Fiの範囲を広げることができます。いちばんのオススメは、錫箔を使ったこちらのハック。ビールの空き缶や料理用のざるでも同様の効果が得られるので、ぜひ試してみてください。目を見張るほどの効果はなくとも、ちょっとの努力で少しでも範囲を広げたいときには有効です。

それか、少しお金をかけられるのであれば、こんな方法も。アンテナの向きを調整できるほとんどのルーターやPCネットワークカードは、RP-SMAコネクター付きのアンテナを使っています。RP-SMAアンテナ延長ケーブルや指向性アンテナを買うことで、Wi-Fiのパフォーマンスを向上できるでしょう。

8. ちょっとしたハックでシグナルを強化する

Image: puruan/Shutterstock.com

ルーターをハックして、DD-WRTファームウェアをインストールするという方法もあります。セキュリティーやその他のさまざまな機能を強化できるほか、送信電力を高めることもできます。危険を伴う可能性もありますが、たいていのルーターは、70mWの電力アップには問題なく対応できるでしょう。それだけで、かなり遠くまでWi-Fiが届くようになるはずです。

9. 古いルーターをWi-Fiリピーターとして使う

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image: Linksys

ここまでの方法でダメだったら、中継器が必要ということでしょう。買ってもべらぼうに高いものではありませんが、新たにハードウェアを買うのに抵抗があるなら、前述のDD-WRTファームウェアを古いルーターに入れることで、中継器として利用できます。もちろん正規の中継器ほどの効果は期待できませんが、あと少しだけ広げれば家の隅まで届くという状況なら、これで安く済ませることができるでしょう。

あるいは、1台のルーターにイーサネットケーブルで別の1台をつなげることで、アクセスポイントをもう1つ作ることができます。

10. 定期的に再起動するように設定する

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Image: papanooms/Flickr

ルーターの再起動が頻繁に必要になる場合、この対策がオススメです。熱、ファームウェアが古い、ダウンロードしすぎなど、原因が何であれ、問題をかんたんに解決する方法は、1日に1回程度、自動的に再起動させること。これはDD-WRTファームウェアでもできますし、昔ながらのタイマー付きコンセントを使ってもいいでしょう。これをしておけば、自分で再起動をする頻度が格段に減るはずです(特に、屋根裏にルーターを置いている人には助かるでしょう)。

これらの方法で、家庭内Wi-Fiの速度、信頼性、セキュリティーを向上できます。それができたら、こちらの記事を参考に、Wi-Fiの賢い使用法をチェックしてみてください。もはやWi-Fiは、ネットサーフィンのためだけにあるのではないのです。

Top 10 Ways to Boost Your Home Wi-Fi | Lifehacker US

Image: Flat Design, Production Perig, Phonlamai Photo, ranjith ravindran, puruan/Shutterstock.com, Google Play, Linksys, papanooms/Flickr

Source: Lifehacker US(1, 2, 3), MakeUseOf, Amazon(1, 2)Network Analyzer Lite, YouTube

Reference: Wikipedia(1, 2)