死んだ魚をモチーフにした、ビーズ刺繍の作品が注目を集めています。

死んだ魚をモチーフに!?

投稿者はアクセサリー作家のJISSさん(@jiss_tnor)。

Twitter/@jiss_tnor

作品のモチーフは「死んだ魚」。

JISSさんは、以前から手芸店でビーズを見ていると「よく見なければ分からない微妙な色の差を使い分けている人はいるのかな?」と感じていたそうです。

いつしか「ギラギラ光るビーズ」は魚のウロコに、パールビーズは死んだ魚の目にしか見えなくなり、今回のビーズ刺繍に至ったそうです。

真剣に“魚色”のビーズを探して忠実に再現したといいます。

Twitter/@jiss_tnor

焼き魚にも見えて、とってもユニークな作品です!

ツイートには「本物だと思いました…笑」「これは素直に欲しいです!!」「すごい!感動しました!」といったコメントも。「いいね」は10万件を突破しました。

理系っぽいものをモチーフに

JISSさんは日ごろ「定規」や「分度器」、「フレミングの法則」などをモチーフにしたアクセサリーを作っています。

アクセサリーブランド「JISS」を立ち上げ、身に付けて遊べる機能を兼ね備えたユニークな作品を発表。アクセサリーは「ヴィレッジヴァンガード」や自身のオンラインストアで販売中です。

自分のアクセサリーがいちばんだと…

JISSさんに、作品群について詳しくお話を伺いました。

Twitter/@jiss_tnor(定規バングル)

―― アクセサリー作家になったきっかけは?

小さい頃から、細かい作業は時間を忘れるほど集中できて好きでした。そのころから刺繍やビーズにも触れていました。

高校の頃に触れた銀粘土が楽しかったことがきっかけで、アクセサリーなどのモノづくりをする学校に通うことに決めました。

通学しながら、規模は違えど学校祭や箱貸し屋(店が販売スペースをテナントに貸すサービス)などでアクセサリーを作って売っておりました。

Twitter/@jiss_tnor(メジャーリボンブローチ)

―― 「死んだ魚のビーズ刺繍」を作った理由を教えてください。

息抜きで普段ブランド活動では、やらないようなモノを作りたいと思ったことがきっかけです。どうせならと思い、完成したものを普段撮らないようなセットで撮影し、Twitterにアップしました。

すると、本家のアクセサリーの反応を超える大反響がありました。複雑な思いもしましたが、結果的にどちらの活動も見てもらえたのでよかったと思っています。

Twitter/@jiss_tnor

―― 「死んだ魚のビーズ刺繍」のこだわりは?

使用したビーズは、目のパールビーズを含めて7色です。

グラデーションになるように微妙に違う色を混ぜながら使っています。サバの画像を観察しながらの不慣れな作業だったので、完成に15時間くらいかかったでしょうか。

Twitterの反応を見ると「焼き魚」と言われていますが、参考にしたのはサバ(鮮魚)です。

とはいえ、皿と箸を置いての撮影や、鮮魚といっておきながら目をパールにする表現でかなり誘導させたところはあると思います。作品の印象が受け手によって変わるのは面白く、自由に感想を言っていただけて嬉しいです。

Twitter/@jiss_tnor

―― モチーフは、どのようにして決めていますか?

もともと「JISS」というブランド名の由来は「JIS規格」から来ていて、理系っぽいデザインや目盛り、数字などをモチーフにしてアクセサリーを制作します。

文房具屋さんで商品を見ている時にハッとひらめいたりとか、突然アイデアが降ってくることが多いと思います。

ひらめきのフワッとした案から、どのようにして立体に起こすのかを考えている時間の方が圧倒的に長くて苦しいです。でも、考え抜いて計算が合った時はとてもやりがいを感じます!

Twitter/@jiss_tnor(分度器ピアス)

―― アクセサリーを制作する上で、大切にしていることはありますか?

昨今のハンドメイドブームで、たくさんのアクセサリーが多数の作家によって生み出されています。

万が一、自分の作品の類似品がなんらかの形で出てきたとしても、“自分のアクセサリーがいちばん”だと印象付けてもらえるよう、クオリティはとにかく大切にしていますし誰にも負けない自信があります!

写真では伝わらない手づくりの丁寧さを、ぜひ手にとって見ていただきたいです!

―― ありがとうございました。

Twitter/@jiss_tnor(きばんのリング)

「死んだ魚のビーズ刺繍」は9月15日からオンラインストアで販売予定で、今後はブローチやピアスなどのアイテムを展開するとのこと。

詳細はJISSさんのTwitter(@jiss_tnor)で告知するそうです。

ほかの作品が気になる方は、ぜひTwitterアカウントをチェックしてみてください。

※この記事のツイートと画像はJISSさんの許可を得て掲載しています。