【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の康京和(カン・ギョンファ)長官は23日午後、文在寅(ムン・ジェイン)大統領主宰で開かれた外交・統一分野の政策討議で、緊密な韓米連携体制を維持しながら北朝鮮核問題の平和的解決を図ると報告した。

 また、「強固な韓米同盟と国際社会との協力を基に、北の挑発抑止や朝鮮半島の緊張緩和・解消に向けた外交努力を続けていく」と強調。韓米間の緊密な連携の下で、非核化に向けた対話再開の環境づくりのために努力するとした。

 中国とロシアに建設的役割をさせるために戦略的な疎通を強化するとも報告。平和体制のロードマップ策定、実施に向け友好的環境を整える方針も示した。

 さらに、海外向けの公共外交(広報文化外交)を戦略的に拡大する一方、海外に滞在する国民保護の強化や実情に合わせた在外同胞政策も推進するとした。