中村の狡猾なプレーで打開、小林が先制弾! ACL8強、川崎が浦和に1-0リードで後半へ

写真拡大

前半22分まで両チームともにシュートのない展開に 32分に生まれた先制点

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)の日本勢対決、川崎フロンターレと浦和レッズの準々決勝第1戦が23日に等々力競技場で行われ、川崎が主将FW小林悠のゴールで1-0とリードして前半を折り返した。

 川崎はリーグ戦から続く4-2-3-1システムで臨んだ一方、アウェーの浦和は川崎対策を施した。試合前のウォーミングアップ中の負傷によりMF柏木陽介からMF青木拓矢へのスタメン変更というアクシデントはあったが、MF阿部勇樹を中央、右に青木、左にMF矢島慎也の3ボランチでスタートした浦和は、中央のスペースを閉じる狙いでキックオフの笛を聞いた。

 川崎のビルドアップに浦和は食いつく姿勢を見せず、川崎はボールを保持しながらも思うようにアタッキングサードに入れない時間が流れた。一方の浦和もカウンターの破壊力が足りず、前半22分まで両チームともにシュートのない展開となった。

 しかし、その時間帯から川崎は浦和の守備のクセをつかんだのだ、徐々にゴール前へと侵入。そして同32分、左サイドでボールを持ったMF中村憲剛からMF家長昭博へのショートパスは合わなかったが、両チームの選手の足が止まった瞬間に中村はそのボールをドリブルの一歩目だったかのようにスプリント。そのまま左サイドのペナルティーエリア内に侵入するとマイナスのボールを供給し、最後はFW小林が左足で流し込んだ。中村のインテリジェンスが光る狡猾なプレーから先制ゴールが生まれ、川崎が1-0とリードした。

 2戦トータルのゲームということもあり、前半の残り時間も浦和は構える守備体形の戦術は変わらず、川崎がボールを支配した。しかし、追加点を奪うには至らず、川崎の1点リードでハーフタイムを迎えている。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images