2試合連続得点の岡崎(左)、リーガ1部デビューの柴崎(右)など、日本人選手の採点は?(C)Getty Images

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 スタッツに関しては圧倒的な情報量を誇るウェブサイト『WhoScored.com』が、欧州主要リーグの毎節の個人採点を掲載している。その中から、いわゆるヨーロッパ5大リーグとエールディビジ(オランダ)でプレーする日本人選手の前節のレーティングをまとめて紹介する。
 
 ちなみに同サイトの採点は、パリ・サンジェルマンで早速違いを見せつけているネイマールが2週連続で「10点満点」をマークしているように、新聞などのそれに比べて、全体的に高めの数字になっている。6.5点が及第点といったところだろう。
 
 開幕戦に続き7点台(7.04点)を叩き出したのが、レスターの岡崎慎司だ。ブライトン戦で開始1分にこぼれ球を押し込み、2試合連続ゴール。その後も果敢なボール奪取から決定機を作り出すなど存在感を見せ、チームの今シーズン初勝利(2-0)に貢献した。
 
 その岡崎を上回る評価(7.43点)を受けたのが、インテルの長友佑都だ。戦前はベンチスタートを予想するメディアが少なくなかったものの、左SBで先発出場。主砲マウロ・イカルディへの絶妙のフィードで、先制点となるPK奪取のお膳立てをするなど、とりわけ前半は攻撃面で持ち味を発揮した。
 
『ガゼッタ・デッロ・スポルト』紙が「守備で穴があった」として5.5点を付けるなど厳しい論調のメディアもあるなか、3-0で快勝したインテルでスタメン11人中6番目の評価を受けている。
 
 リーガ1部デビューを飾ったヘタフェの柴崎岳は6.43点と及第点。セカンドトップに近い位置で先発し、73分までプレー。巧みなボールキープからの正確なパスでチャンスを作り出し、随所に“らしい”プレーを披露した。ヘタフェは66分に退場を出しながらもアスレティック・ビルバオの攻撃を凌ぎ切り、スコアレスドロー。強豪からアウェーで貴重な勝点1を奪取している。
 
 もうひとりのスペイン組、エイバルで3年目を迎えた乾貴士は、7.09点と悪くない評価だ。ゴールには繋がらなかったものの、左サイドで積極的に仕掛けて好クロスを供給し、見せ場を作った。チームも敵地でマラガに1-0で勝利し、上々のスタートを切っている。
 最後に、ブンデスリーガ組の採点をお伝えする。
 
 今夏にサガン鳥栖からフランクフルトに加入し、フライブルク戦で先発デビューを飾った鎌田大地は5.99点。本職の2列目ではなく2トップの一角での出場だったこともあり、武器であるテクニックやスピードを披露する場面はほとんどなく、ノーインパクトに終わった。ただ、ニコ・コバチ監督の評価は高く、今後も継続して起用されそうだ。
 
 鎌田のチームメイトである長谷部誠は、今年3月のバイエルン戦で膝に重傷を負って以来、約5か月ぶりのブンデスリーガ復帰となった。最後尾の中央でリベロとして守備陣をコントロールし、無失点に貢献(試合はスコアレスドロー)。評価は6.76点だった。
 
 その長谷部を僅差で上回り、ドイツ組ではもっとも高い採点(6.79点)だったのがシュツットガルトの浅野拓磨だ。1部デビューとなったヘルタ・ベルリン戦で4-4-2の右MFとして先発フル出場。74分に惜しいシュートを放ったものの、ポストに阻まれて初ゴールはお預けとなっている。
 
採点は下記の通り。※[ ]内は今シーズンの平均採点
 
●プレミアリーグ
岡崎慎司(レスター)7.04[7.20]
吉田麻也(サウサンプトン)6.97[7.07]
 
●リーガ・エスパニョーラ
乾貴士(エイバル)7.09[7.09]
柴崎岳(ヘタフェ)6.43[6.43]
 
●セリエA
長友佑都(インテル)7.43[7.43]
 
●ブンデスリーガ
浅野拓磨(シュツットガルト)6.79[6.79]
長谷部誠(フランクフルト)6.76[6.76]
武藤嘉紀(マインツ)6.62[6.62]
鎌田大地(フランクフルト)5.99[5.99]
原口元気(ヘルタ・ベルリン)5.96[5.96]
香川真司(ドルトムント)5.85[5.85]
酒井高徳(ハンブルク)出場なし
宇佐美貴史(アウクスブルク)出場なし
大迫勇也(ケルン)出場なし
内田篤人(シャルケ)出場なし ※8月22日にユニオン・ベルリン(ドイツ2部)へ移籍
 
●リーグ・アン
酒井宏樹(マルセイユ)出場なし
川島永嗣(メス)出場なし
 
●エールディビジ
小林祐希(ヘーレンフェーン)6.41[6.60]
堂安律(フローニンヘン)出場なし[6.74]
 
文:ワールドサッカーダイジェスト編集部