マリナーズ―ブレーブス戦での挟殺プレーで“追いかけっこ”状態の珍事が発生【写真:Getty Images】

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三本間、一二塁間、二三塁間で挟殺プレーの珍事…米ファン「俺は一体、何を見てる?」

 米大リーグで内野の3つを走路を舞台にして、挟殺プレーで“追いかけっこ”状態の珍事が発生。「25秒間の逃走劇」をMLBの動画紹介コーナー「Cut4」が動画付きで紹介すると、ファンから「俺は一体、何を見ているんだ?」「地獄絵図じゃないか」と反響を呼んでいる。

いったい、いつ、どこでアウトが取れるのか。そう思いたくなるような珍プレーが飛び出したのは22日(日本時間23日)のマリナーズ―ブレーブス戦だった。

 ブレーブスが2-0とリードして迎えた6回2死一、二塁。ブレーブスのインシアルテは左腕パソズから投手の足元を抜ける二遊間への痛烈なゴロを放った。これをマリナーズのセグラが横っ跳びで好捕。ここから“逃走劇”が始まった。

 ブレーブスの二塁走者アルビースは三塁に到達も、打球がセンターに抜けると判断したのか、オーバーランしていた。これを遊撃手セグラが見逃さず、三塁へ送球。意を決した走者アルビースは逆を突いて本塁へ突っ込んだ。しかし、すぐさま三塁手が捕手へ転送。三本間で挟まれ、挟殺プレーとなった。

 捕手ズニーノはお手本通りに三塁方向へチャージ。追い込んだところで三塁手シーガーに送球した。だが、これをシーガーが捕球し損ねて後逸。遊撃手セグラがカバーし、本塁へ送球したが、カバーに入った一塁手アロンソの足元をすり抜け、アルビースが頭から滑り込んだ。これで1点を追加し、一、二塁からブレーブスの攻撃へ……と思いきや、まだ終わっていなかった。

ファンから驚きの声続々「ハハハ、なんだこれは!」「なんて奇妙なんだい」

 一塁走者のアダムズは二塁ベース上にとどまっていたが、打者走者のインシアルテは二塁へ向かっていた。これを見た一塁手アロンソは本塁から回り込むようにしてチャージ。一二塁間にインシアルテを挟んだ。すると今度はアダムズが隙を突いて三塁へダッシュ。しかし、すかさず三塁のカバーに入っていた捕手ズニーノへ転送し、走者にタッチした。

 最後はよもやの形でアウトとなり、3アウトチェンジ。「三本間」「一二塁間」「二三塁間」と3つの走路を舞台にした25秒間の“大捕り物”になった。

 挟殺プレーとしては関与者の多い、スコア上で「6-5-2-5-6-3-2」の珍事。「Cut4」は「このプレーがどんどん奇妙な方向へ向かっていく」と動画付きで紹介すると、ファンから驚きの声が続々と上がった。

「俺は一体、何を見ているんだ?」

「一体、何のプレーが起きているのかは確信できないが、このプレーがたまらなく好きだということだけは確信できた」

「地獄絵図じゃないか」

「ハハハ、なんだこれは!」

「なんて奇妙なんだい」

「もはやグレートと言っていいんじゃないか」

 予期せぬ珍事で話題を呼んでしまった一戦。試合はブレーブスが6-0で快勝し、幕を閉じた。