ワインスタイン・カンパニー
 - Mark Davis / Getty Images

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 『愛を読むひと』『イングロリアス・バスターズ』『英国王のスピーチ』など数々の秀作を手掛けてきた映画会社ワインスタイン・カンパニーが、新たにアニメ部門ミズチーフ(Mizchief)を設立するとDeadlineなどが報じた。

 第1弾となるのが『フェリシーと夢のトウシューズ』(8月25日〜米公開、日本公開中)。19世紀末のパリを舞台に、施設で暮らしていた少女フェリシーが、憧れのバレリーナになるために新しい世界に飛び込む姿を生き生きと描くアニメーション。声優をエル・ファニング、デイン・デハーン、カーリー・レイ・ジェプセンなどが務めている。

 第2弾は、中国・北京に拠点を置くゲイリー・ワン率いるライフ・チェイサー・アニメーション・スタジオとワインスタインがタッグを組んだ『ザ・ガーディアン・ブラザーズ(原題) / The Guardian Brothers』で、声優はメリル・ストリープ、ニコール・キッドマン、エドワード・ノートンなど。その他に『ザ・ファイヤーワーク-メイカーズ・ドウター(原題) / The Firework-Makers Daughter』『ザ・クリケット・イン・タイムズ・スクエア(原題) / The Cricket in Times Square』などが企画段階にあるそうだ。

 新たなアニメ部門ミズチーフは、ワインスタイン・カンパニーの共同設立者ハーヴェイ・ワインスタインの息子が、Mischiefをミズチーフ(Mizchief)と呼び間違えたことから生まれたそうだ。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)