サウサンプトンがラツィオのヴェスレイ・フートを約18億9000万円で獲得。吉田とのコンビ結成はいつになるか。 画像はサウサンプトンの公式ウェブサイトより

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 DFラインの大黒柱フィルジル・ファン・ダイクの去就で揺れるサウサンプトンが現地時間8月22日、CBの即戦力をラツィオから獲得した。迎えたのは、23歳のヴェスレイ・フート。2022年6月までの5年契約で、移籍金は1470万ユーロ(約18億9000万円)と伝えられる。
 
 すでにトランスファーリクエストをクラブに提出しているファン・ダイクの退団は、これでさらに加速するだろう。
 
 身長192センチのフートは昨シーズンのラツィオで出番を増やし、今年3月にオランダ代表デビューも果たした成長株で、ビルドアップにも貢献できる足技に長けたレフティー。右利きの吉田麻也とは、その点で相性が悪くない。
 
 新シーズンからサウサンプトンの指揮を執るマウリシオ・ペジェグリーノ監督が開幕2試合でピッチに送り込んだCBは、吉田と23歳のジャック・スティーブンス。ファン・ダイクが怪我で離脱した昨シーズンの後半戦以降に結果を残したペアを、そのまま起用している。
 
 ただ、フートの加入で序列は変わりそうだ。
 
 今夏はすでにヤン・ベドナレクというポーランド代表の21歳をCBに獲得しているが、先行投資の意味合いが強い彼は3〜4番手の扱い。2枠を巡るCBの定位置争いは、吉田、スティーブンス、フートの三つ巴となるだろう。
 
 指揮官はこの1年でプレゼンスが増した吉田をおそらく主軸として考えている。焦点はそのパートナーの選択だ。純粋なタレント力は、セリエAで研鑽を積んだフートがスティーブンスを上回る。したがって今後の焦点は、フートがどれだけ早くプレミアリーグにフィットできるか、そして、どのタイミングで吉田と組ませるか。
 
 まずは8月23日のウォルバーハンプトン戦(リーグカップ2回戦)、3日後のハダースフィールド戦(プレミアリーグ3節)に注目だ。
 
文:ワールドサッカーダイジェスト編集部