朝夕のラッシュ時は、多くの駅にサラリーマンや学生があふれています。

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会社へと向かう人や帰宅を急ぐ人など、「我先に」と多くの人が行きかいます。

そんな夕方の帰宅ラッシュの最中、人身事故が起こり、電車の運休に巻き込まれてしまった『ある男性』。

困ったなぁ。

男性は、そう思いながら電車が動き出すのを待っていました。

周囲には多くのサラリーマン。イラついた様子で、駅員に電車が動き出す時間を尋ねています。

中には、こんな荒っぽい言葉で、駅員を問い詰める人も…。

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いつまで待たせる気だ!

コッチは急いでるんだよ!

駅員に怒鳴っても、事態は改善しないのですが、どうしても我慢できないのでしょう。

案の定、駅員は「申し訳ございません。電車再開のメドは立っておりません」と平謝りをしています。

混乱の最中に、駅員に向かって歩いてきたのは女子中学生。

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部活で遠出でもしたのでしょうか。

混雑時の駅には不似合いな学校指定のジャージ姿です。

駅員に声をかけた女子中学生は、動き出す電車の行き先などを確認している様子。そして、確認を終えると、サッと駅員から離れていきます。

が!!!

何かを思い出したように振り返った女子中学生は、大きな声で駅員にこう伝えました。

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ありがとうございましたっ!

身体を「くの字」にして、お辞儀をしながら大きな声でお礼をいって去っていった女子中学生。

周囲の大人たちも、一瞬ビックリしたような表情を見せます。

その後、駅員に対して厳しい口調で再開時間を尋ねにくくなったサラリーマンたちは、丁寧な口調で確認を行うように。何となく女子中学生の振る舞いに、自らの行いを振り返ったのでしょうか。

一部始終を見ていた男性は、次のように語ります。

「きちんとしつけられた中学生」といった印象の女の子でした。

周囲の大人たちが彼女から学ばせてもらったようにさえ見えました。

混雑時に電車が運休すれば、いい気分はしません。

しかし、駅員をはじめとした関係者は「なるべく早く電車を再開しなければ」と一生懸命に対応をしています。

そして、頑張って対応をしてくれている駅員を責めても、何も解決はしないのです。

当たり前のことを教えてくれた女子中学生の行動。大人が見習うべき点は少なくないように感じます。

[文・構成/grape編集部]