ボクシングのフロイド・メイウェザー・ジュニアとの一戦に向けてラスベガス入りし、東芝プラザに姿を見せたUFCのコナー・マクレガー(2017年8月22日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】26日に対戦するボクシングの元世界王者フロイド・メイウェザー・ジュニア(Floyd Mayweather Jr.、米国)と、総合格闘技大会「UFC(Ultimate Fighting Championship)」のスター、コナー・マクレガー(Conor McGregor、アイルランド)が22日、会場の米ラスベガス(Las Vegas)で到着のセレモニーを開催し、口頭でジャブの応酬を繰り広げた。

 世界を駆け回った7月のPRツアーでもお互いへの挑発を繰り返し、試合への関心をあおってきた両者は、この日もストリップ地区(Las Vegas Strip)でサーカスのようなカウントダウン・イベントを開催し、札束の飛び交うスーパーファイトに向けて盛り上がりをさらに過熱させた。

 史上最も大きな金の動くファイトと称される一戦は、12ラウンドのボクシングルールで行われるが、純粋なボクシングファンは異種格闘技戦に眉をひそめ、その多くが、筋書きのあるプロレスに似た派手なだけのくだらないショーにすぎないと話している。

 戦前の予想では、ボクシングルールでの試合は初めてとなるマクレガーが圧倒的に不利な状況。それでもマクレガーは、大挙して押し寄せたアイルランドのファンに向けて、賭け屋を仰天させる用意はできたと豪語した。

「これまでで一番厳しいチャレンジなんかでは到底ない。軽くひねってやる。ボクシングへの適応は完璧に済んだ。非常に満足だし、準備はできている。俺は特別な男だ」

「8月26日は1ラウンドか2ラウンドで終わらせる。ボコボコに痛めつけちまうかもしれない。粘るようなら、いたぶるか、とどめを刺すかをこっちが決めてやる」

「いつも通り、冷静だし落ち着いている。状態は良いし、体はキレている。リングでは容赦なくいく。向こうは1ラウンドたたないうちに意識が飛んでいるはずだ」

 また、両者は別々にイベントに到着したため、この日はすれ違うだけとなったが、その際にマクレガーが「顔を合わせるのが怖かったのか?」と叫んでメイウェザーを挑発したことで、両者の取り巻きの間でいざこざが起こっている。

■メイウェザーは余裕の表情

 しかしながら、一方のメイウェザーはリラックスした様子で、早い回で決着がつく方に賭けてほしいとファンに促し、「前にも言ったが、今回のファイトは長くかからない。賭けるなら、(長期戦に)ならない方に賭けてくれ」と話した。

 そして、圧倒的に有利と目されている点については、2年のブランクで勘が鈍っているとうまく予防線を張り、「だからこそ、面白いファイトになる。俺は何年かリングを離れ、何歩か後退したと感じている。だから結果はやってみてのお楽しみだ」とコメントした。

 さらにメイウェザーは、米格闘技サイトでマクレガーが154ポンド(約70キロ)の体重制限に苦労していると指摘し、「今のコナー・マクレガーはかなり重い。164はあるだろうし、まだあと10ポンド落とさなくちゃならない」と話して相手のコンディション面をあげつらっている。

 相手が体重制限をクリアできなかった場合、ボクサーはよく試合を中止にしたり、ファイトマネーの取り分を増やすよう要求したりするため、マクレガーとしては体重オーバーが金銭的に厳しい状況を招きかねない。
【翻訳編集】AFPBB News