23日、韓国メディアによると、日本人学者が日本政府の竹島の領有権主張に関し「複製品の地図を基にしたもの」と指摘した。これに、韓国のネットユーザーからコメントが寄せられている。資料写真。

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2017年8月23日、韓国・中央日報によると、日本人学者が日本政府の竹島の領有権主張に関し「複製品の地図を基にしたもの」と指摘した。

日本の歴史学者である久保井規夫氏は22日、韓国の釜山市内で開いた著書「独島(日本名:竹島)の真実」の韓国語版の出版記念会で、日本の古地図33点を公開し、上記の事実を明らかにした。33点のうち9点は世界で初めて公開されたものだという。久保井氏は日本と韓国の歴史について長く研究を続けてきた学者。

久保井氏は「日本の外務省は独島と日本の領土が同じ色で塗られた日本輿地路程全図の複製版をホームページに掲載し、独島が日本領であると主張している」と説明し、「地図などの史料は原本を使うことが基本であり、出所が明確でない複製品を基準に解釈してはならない」と指摘した。

日本輿地路程全図は長久保赤水が1775年から計5回にわたり作成した地図。正規版の場合、第4版までは竹島と当時の朝鮮半島が同じ色で塗られている。日本とは違う色だ。第5版の地図では日本の領土から独島と鬱陵島が消されているという。これについて、久保井氏は「ある日本人が無断で鬱陵島に渡った事件以降に作られた第5版地図で、日本は独島と鬱陵島が日本領でないことを自ら証明している」と主張した。

これ以外にも、久保井氏は朝鮮竹島渡航始末記の地図、三国通覧図説、明治政府が作成した新訂万国全図などで竹島が当時の朝鮮の土地と同じ色で塗られている点に注目しなければならないと指摘した。

この報道に、韓国のネットユーザーからは「久保井氏の正しい歴史認識に深く感謝する」「誠実な日本人学者の勇気ある行動に拍手を送りたい」「かっこいい!彼は真の学者だ」「学者としての良心を持ち続ける久保井氏を尊敬する」「彼が日本の首相になるべき」など久保井氏に対する称賛や感謝の声が相次いでいる。

また、日本政府に対し「なぜ現実を見ようとしない?」「久保井氏の姿勢を見習うべきだ」「独島を日本領だと主張する韓国人学者はいないが、韓国領だと言う良心的な日本人学者は多い。これが何を意味しているか分かるよね?」などと主張する声も上がっている。

そのほか「日本の強みは民間に誠実な人が多いこと。だから日本をばかにできない」「記録の重要さを知ることが大切。なぜ韓国にはそういう資料が少ないの?」などと指摘する声も寄せられている。(翻訳・編集/堂本)