日差しが強い季節はもちろん、できれば1年中つけておきたい日焼け止め。

フェイスやボディーに毎日のように塗っているからこそ、気を付けたいものです。もしかしたらいつもの使い方では、効果が薄くなっているかもしれません。今回は、みんなが間違いやすい日焼け止めの知識についてご紹介します。

これって勘違い?日焼け止めの防御力

日焼け止めさえ塗っていれば、長時間にわたって日光を浴びても大丈夫だと思っていませんか?また、高いSPFのものを塗ればいいと思っていませんか?実はこれも、間違いなのです。高いSPFのものでも塗り方が間違っていると、低いSPFのものより効果がないこともあります!さらに、紫外線カット剤は、長時間にわたって日光を浴びると効果が下がってしまうものもあります。また、汗・皮脂で流れてしまう場合もありますので、こまめに塗りなおすことで紫外線カット効果をより持続させることが可能に。

日焼け止めの紫外線カット力を高める効果的な塗り方
フェイス編

適量を塗っていますか?

1)商品に表示されている目安量の半分を手のひらに取る

2)額、鼻、両頬、あごに分けて置き、ムラなく塗りのばす

3)残りの半分を同様に重ねづけする

塗り忘れに注意!耳の裏はうっかり日焼けNo.1です。

耳の裏や首もと、えりあし部分は塗り忘れしやすい部位なので、こちらもしっかりと。

頬からこめかみにかけては、特にしっかりと。

日本人女性の場合、頬からこめかみに紫外線の影響によるシミができやすいことが判っています。このゾーンは、塗るときに特に意識を。

お粉でさらに防御!

ファンデーションなどの粉体を重ねると、さらに紫外線の防御力がアップします。

ボディー編

らせん状に塗っていきます。

1)腕や脚など広範囲に日焼け止めを塗る場合は、容器から直線を描くように直接つける

2)手のひらでらせんを描くように均一にムラなくのばす

肌残りはNG!日焼け止めのクレンジング

日焼け止めを落とすときは、商品パッケージに記載されている注意書きを読みましょう。

紫外線カット剤は時間が経って防御力がなくなっても、そのもの自体は肌に残ります。肌を乾燥させやすく酸化してしまうため、きちんと落とさずにいると肌に悪影響をおよぼす恐れも。

日焼け止めの種類と落とし方
ジェル、乳液

たとえクレンジング不要でも、洗い流しておきましょう。

「クレンジング不要」と記載されている日焼け止めは、一般的なボディーソープで洗うと落とすことができます。石けんで落とせるタイプの商品も。

2層式、スポーツ用、ウォータープルーフ

日焼け止め効果が高い分、しっかり落とすことが必要。

専用クレンジングまたはオイルクレンジングが必要です。特にスポーツ用やウォータープルーフの日焼け止めは、「専用クレンジング使用」と記載されていることが多く、フェイス・ボディーともに専用のクレンジングで落とさなくてはなりません。

まだまだ強い日差しが続きます。しっかりとUVケアしましょうね。

※引用文献:「日本化粧品検定2級・3級対策テキスト」



■賢人のまとめ
外出時に必須の日焼け止め。効果的かつ快適に使うためにも、知識として正しい使い方を覚えておきましょう。

■プロフィール

オフィス美容の賢人 小西さやか

コスメコンシェルジュ。化粧品の研究や開発に携わってきたスペシャリスト。
現在は、一般社団法人日本化粧品検定協会を設立。
代表理事として、美容コラムの執筆、日本流行色の選定、メイクアップトレンドカラー本の監修を行っている。
最新著書「99%のクチコミは間違っている?! 勘違いだらけのコスメ神話」が2014年1月17日発売。
可愛くなりたいと頑張る女子こそハマってる!?コスメに関する意外な「勘違い」を一問一答形式で解説します!

「99%のクチコミは間違っている?! 勘違いだらけのコスメ神話」 http://www.amazon.co.jp/dp/493828054X/

小西さやかオフィシャルブログ:http://ameblo.jp/panntyann1/

2014年5月開催「日本化粧品検定」HP:http://www.cosme-ken.org/