見事なグラウンダーショットでチームの4点目を決める本田。最高の形でデビュー戦を飾った。(C)Getty Images

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 現地時間8月22日、メキシコ・リーグ6節のパチューカ対ベラクルス戦で、58分に投入された本田圭佑。3-0で迎えた72分、カウンターから力強くドリブルで持ち込んでグラウンダーの強力ミドルを突き刺し、メキシコ・デビュー戦でファンの度肝を抜いた。
 
 そんな本田の活躍をメキシコ・メディアがこぞって大きく報じた。
 
 メキシコの全国紙『Diario Depor』は「ホンダは登場するや威風堂々とピッチを駆け抜けた。鮮やかなドリブルからの絵に描いたような美しいショットで“赤いサメ(ベラクルスの愛称)”の息の根を止めた」と賞賛。さらに「このゴールはホンダの加入で覇権奪還を期待しているファンをホッとさせた。懐疑的なムードを払拭する一撃となったのだ」と書き添えた。
 
 米『ESPN』のメキシコ版は「素晴らしいお披露目となった。出場直後から見事なクロスを送るなどさっそく存在を示したホンダは、72分にマーカーをものともせず切れ込んで、豪快に決めた」と報じた。
 
「ホンダがデビュー戦でサポーターのハートを鷲掴み」と銘打ったのが『Milenio』紙。「パチューカ・ファンは自分たちのニューアイドルがどれほどの実力を持つのかを確認した。ゴールは相手GKにとってチャンスがない正確さで、クオリティーの高さをまざまざと見せつけた」と称えている。