個人が温暖化対策に貢献するには、どのようなことを心がければいいのでしょうか。二酸化炭素排出量の削減に関しては「定期的な肉食を控える」「公共交通機関の利用を心がける」など、日常的にできることがいろいろあります。ところが、それ以上に効果的な方法があるというのです。それは、搭乗前の配慮に関係しています。二酸化炭素排出量の削減を目指すためには、飛行機に乗るのは良くないという指摘はあれど、これまで話はそこで終わってしまっていました。しかし、このたびThe New York Timesが、空の旅をするときに心がけるべき具体的な項目を、次のように紹介しています。

1. 短距離なら飛行機より車にする

飛行距離とは関係なく、離着陸に要する燃料は同じです。ですから飛行距離が短い分だけ、離着陸に使う燃料がもったいないのです。

2. カーボンオフセットを購入する

カーボンオフセットとは、ある行動によって排出される温室効果ガスと同程度分を、森林保護などによって別の場所で削減するサービスです。搭乗予定の航空会社が公式カーボンオフセットプログラムを提供していないかチェックしましょう。

3. エコノミークラスを選ぶ

1便当たりの乗客数が多いほど、1人当たりの使用燃料は少なくなります。 ビジネスクラスに比べて、1人当たりの面積が狭いエコノミークラスを選びましょう。

4. 機内では窓のシェードを降ろす

外気温が高いときは、窓のシェードを下ろすだけで機体の温度を下げやすくなります。温暖化対策には大きな貢献です。

5. 燃料効率の良い航空会社を選ぶ

環境規制について調査している非営利団体のICCTが、アメリカの主要航空会社の燃費効率性ランキングを発表しています。それによると、アラスカ航空が1位、アメリカン航空が最下位でした 。燃焼効率の良い航空会社を選ぶことが重要です。

車を運転しても飛行機に乗っても、温暖化に与える影響はほぼ同じであり、結局は走行距離や飛行距離によって決まります。しかし、これらのデータ解析はとても複雑で、1便当たりの乗客の数や燃費効率によりばらつきが多いのが実情です。ですから、飛行機にするか車にするかを決める明確な線は引けませんが、温暖化対策へ意識をもつことが大切です。幸い、Yale Climate Connectionsによると、どちらも燃料効率は向上しています。

Do Less Damage to the Planet When You Fly|Lifehacker US

Image: Ting Chen/Flickr

Source: The New York Times, The International Council on Clean Transportation, Yale Climate Connections

Reference: The New York Times, Wikipedia