米国務省で記者会見するレックス・ティラーソン国務長官(2017年8月22日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】レックス・ティラーソン(Rex Tillerson)米国務長官は22日、北朝鮮が国連安全保障理事会(UN Security Council)による新たな制裁決議以降、ある程度自制していると評価し、同国との「近い将来」の対話に含みを持たせた。

 ティラーソン長官は記者団に対し、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)政権について、安保理が追加制裁決議を採択してから、核実験や弾道ミサイルの試射を控えていると強調。「過去には見られなかった、ある程度の自制を示していることは喜ばしい」とし、「今後も行方を見守る必要があるが、北朝鮮のこれまでの対応を認めたい」と述べた。

「北朝鮮に緊張の水準を抑制し、挑発的な行動を自制する用意があり、将来のある時点で米朝による何らかの対話に道が開かれるというシグナル」の始まりであることを望むとも語った。

 米当局者はAFPに、ティラーソン氏の発言は北朝鮮への感謝の意を示したわけではなく、同国のミサイル開発を止めさせて朝鮮半島の非核化を目指す米政府の決意を緩めるものでもないと説明。

 ただ、北朝鮮の自制は差し迫った緊張を和らげるものだと米政権がみていることに留意したもので、北朝鮮が対話につながり得るきっかけを見いだすよう期待しての発言だとした。
【翻訳編集】AFPBB News