右中間スタンド最深部に代打決勝弾を放ったマーリンズ・イチロー【写真:Getty Images】

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同じ回に出た本塁打王スタントンの46号を約27M凌ぐ

 マーリンズイチロー外野手が22日(日本時間23日)、敵地でのフィリーズ戦で代打出場し、3号決勝3ランを放った。これでロス・グロードが持つ球団最多代打安打記録21本に並んだイチローの一発は、球場最深部に届く飛距離432フィート(約132メートル)の大きなアーチ。MLB公式ツイッターなどは43歳の強力無比な大飛球に「イチローのパワーを舐めてはいけない」「史上最高。それがすべて」と賞賛している。試合は12-8でマーリンズが勝利している。

 ダブルヘッダーの1試合目に背番号51のバットが唸りを上げた。3-3で迎えた7回1死一、二塁で代打出場したイチローは、フィリーズ先発ノラの5球目となる92マイル(約148キロ)のツーシームをジャストミート。打球は右中間スタンド最深部に到達する圧巻の3号3ランとなった。MLBのデータ解析システム「スタッツキャスト」によると、飛距離は432フィート(約132メートル)の大飛球となった。

 マーリンズの球団公式ツイッターは、イチローが放った華麗な一撃の動画を紹介。「Greatest of all time(史上最高)」の頭文字(GOAT)にちなんだヤギの絵文字6連発に加えて「それがすべて」と賞賛すると、ファンは「今まで見た最も美しいホームランスイング」と反応するなど、大興奮のコメントが次々寄せられた。

 この回、メジャー本塁打争いトップのスタントンも46号ソロ弾で続いたが、そこで再び衝撃が走った。MLB公式サイトのアンドリュー・サイモン記者は「イチローとスタントンが同じイニングにホームランを打つ。片方のホームランは明確に飛んだ。そして、それはスタントンのものではなかったのだ」とツイッターでレポート。地元紙「サンセンチネル」のティム・ヒーリー記者は「イチローのホームラン、432フィート、スタントンのホームラン、346フィート(約105メートル)。スタッツキャストによるもの」とツイートし、43歳のメジャー最年長打者が見せた底知れぬパワーに驚嘆していた。

 MLB公式ツイッターもイチローのホームラン動画を紹介し、「イチローのパワーを舐めてはいけない」とレポート。さらにYahoo!スポーツでは「イチロー・スズキがキャリア最長となるであろう本塁打を放つ」、SBネーションでは「イチロー・スズキがパワフルなホームラン、432フィートかっ飛ばす」との見出しで、イチローが披露したパワーに注目した。

 試合前の打撃練習では簡単に柵越えを連発し、オールスターのホームランダービー出場の待望論が毎年のように巻き起こるイチローだけに、面目躍如の一発となった。(Full-Count編集部)