22日、韓国南東部、慶尚北道にある公共施設の屋上に、ぼろぼろに敗れた韓国国旗と同道の旗が並んで掲げられていることが分かり、物議を醸している。資料写真。

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2017年8月22日、韓国南東部、慶尚北道(キョンサンブクド)にある公共施設の屋上に、ぼろぼろに敗れた韓国国旗と同道の旗が並んで掲げられていることが分かり、物議を醸している。

韓国メディア・ニュース1がこの日、永川(ヨンチョン)市にある慶北天然染色産業研究院に掲揚されている旗の写真を報じた。写真の2枚の旗はそれぞれポールに結ばれ風になびいているが、いずれも右半分ほどがちぎられたように消失しており、国旗の方は真ん中の「太極」マークも左半分しか残っていない。

通勤途中だという永川市民の一人は「太極旗(韓国国旗)が破れた状態なのを見てから数カ月たったと思う。ここで働いている職員たちは何を考えているのか」と指摘、また別の市民は「ここの近くはあまり通るわけではないが、実に恥ずかしいしみっともない」と語った。

報じられた写真には、韓国のネットユーザーからも「どうかしてる。国の恥だ」「あんまりだよ」「あってはならないこと」「海賊の旗みたい」と悲鳴に似た声や、「何も考えず、常識もなく仕事をする人が実に多いな」「管理できないなら掲揚しなきゃいいのに」「これじゃ、太極旗じゃなくてただの雑巾。研究院は閉鎖すべきだ」と批判のコメントが相次いでいる。

また、「揚げたものを一度も下ろしてないんだね」「職員同士で処理を押し付け合って、結局誰も手をつけてないんだろう」「染色研究用の布が足りないのでちょっと借りた、とか?」など問題の原因を推測するコメントも寄せられている。

韓国の憲法13条では、ひどい雨風などにより傷つくか、尊厳性の維持が困難になった場合には国旗を掲揚しないよう定められているが、故意によるものでなければ国旗の棄損に関し処罰する規定はないという。

慶北天然染色産業研究院は2008年6月、自治体の研究所育成事業の新規事業に選定され、09年、国の知識経済部(当時)の業務協約により設立された慶尚北道の傘下機関だ。(翻訳・編集/吉金)