3Rを終え赤コーナーで大橋ジム会長(左から2人目)らの指示を受ける溜田

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 ◇日本ユース初代王座決定トーナメント・フェザー級決勝 ○溜田剛士 3回終了TKO 小坂烈●(2017年8月22日 後楽園ホール)

 今月末で閉鎖するヨネクラジム最後の男が魂を見せた。溜田(ためだ)は1回に左フックでぐらつかせると、小坂の反撃にもひるまず前進。3回にダウンを奪うと鼻血を流す相手が棄権し、3回終了TKO勝ち。3試合ぶりの白星にリング上で大粒の涙を流し、「ジムの最後の試合。勝ててうれしかった」と安どした。

 1963年のジム開設から54年間で、世界王者5人(柴田国明、ガッツ石松、中島成雄、大橋秀行、川島郭志)を輩出した名門。米倉健司会長は療養中で不在だったが、最後の試合を任された溜田が「絶対勝つ」と気迫を見せた。今後、溜田を受け入れる同ジム出身の大橋秀行・大橋ジム会長は「ヨネクラ魂を引き継いで頑張っていきます」と約束した。