パリ・サンジェルマンに移籍したネイマール【写真:Getty Images】

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 バルセロナは22日、パリ・サンジェルマン(PSG)へ移籍したブラジル代表FWネイマールに対し、約12億円の支払いを求める訴えを起こしたことを公式声明で明らかにした。

 バルサに所属していたネイマールは、今月初頭にPSGへの移籍が決定。バルサとネイマールの契約には2億2200万ユーロ(約287億円)の契約解除金が設定されていたが、PSGがその満額を支払う形でネイマールの獲得に成功した。

 バルサは契約延長ボーナスとしてすでに同選手に支払われた金額の返還を求めるとともに、「契約不履行」により損害がもたらされたとして850万ユーロ(約10億9000万円)の賠償金支払いを請求している。さらに遅延金として10%の追加を要求しており、請求額は約12億円となる。ネイマールが支払えない場合には所属クラブのPSGが支払うべきだとも要求している。

 バルサはネイマールのPSG移籍を発表した際に、契約延長ボーナスとして設定されていた2600万ユーロ(約33億4000万円)を同選手に支払わないことを表明し、ネイマール側はこれを不服として国際サッカー連盟(FIFA)に訴えることも検討していると報じられていた。だがバルサは未払い分のボーナス支払いを拒否するだけでなく、すでに支払ったボーナスの返還も求める形となった。

 ネイマールは現地時間20日に行われた試合の終了後に、「バルセロナのフロントのことは本当に残念に思う。あそこにいるべき人たちじゃない」と古巣の首脳陣を痛烈批判していた。両者の関係はさらなる泥沼化の一途をたどることになりそうだ。

text by 編集部