女の子は感情表現が上手です。併せて正当性を主張するのは自己防衛のため



年の近い姉妹のお母さん。ついさっきまでとっても仲良く遊んでいたのに、急に大きな声でケンカが始まってびっくりすることはありませんか?「どうしたの?仲良くしなさい」と言っても効果なし。特に女の子は口が達者であるため「だってお姉ちゃんが」「だって妹が」と言い返してきたりもします。お母さんはイライラが募って「いい加減にしなさい!」「そんなにケンカするなら、もう遊ばなくて結構!」と言いたくなりますね。

ケンカは社会性を身に付けるチャンス。上手に乗り越えることで成長する



3歳をすぎると社会性が芽生えてきます。人との関わりの中で助け合いや優しさを学ぶことがとても大切です。でもうまく伝える言葉を持っていなかったり、自分の気持ちが先に立って上手に譲れなかったり。5歳くらいまでは、まだまだうまくいかないことが多いのです。とはいえ悪いことばかりではありません。ケンカは社会性を身に付ける絶好のチャンス。成長する上でとても大切な経験です。ぜひ上手に乗り越えさせてあげましょう。

女の子のケンカは感情が溢れたもの。上手に受け止めて寄りそって



女の子のケンカは自分の感情を整理できないことで起こります。取った、取られた、という事実(原因)よりも、それに伴う自分の気持ち(嫌な気持ち、悲しい、悔しいなど)があふれ出て、コントロールが難しくなるのです。原因の追求や解決法の提示をしても、その場はおさまりますが子どもの気持ちは整理されません。女の子がケンカになった時にお母さんができる一番の方法は、子どもの“感情を受け止める”ことなのです。

タッチングでまずは感情を受け止めて。落ち着いてから解決策を導こう



感情が高ぶっている時は、タッチングで落ち着かせると良いでしょう。背中などをポンポンと優しく叩きながら、言い分を聞きましょう。そして「嫌だったのね」など、感情を表す言葉をかけましょう。子どもは自分の気持ちを理解し、整理することができます。その上で解決法に目を向けさせます。「どうしてほしい?」と聞いてあげると「順番を守ってほしい」「謝ってほしい」など、自分で解決法を提示できるようになるでしょう。

今日の1日1成長



女の子のケンカはまず感情を受け止めて整理してから解決策を考えよう子どもの問題解決力も1成長、お母さんの寄り添う力も1成長。むらたますみ(文)森みきこ(編集)日本キッズコーチング協会(監修)http://jakc.or.jp/