GI値をご存知ですか。GI値とは食品による血糖値の上げやすさを数値にしたものです。GI値は血糖値コントロールをする人だけでなく、ダイエットを目指す人にもぜひ気にして欲しい数値。なぜならGI値の高い食品は体に脂肪をつきやすくするため、高GI値の食品ばかり食べていると、肥満の原因となってしまうからなんです。

GI値が高いほど血糖値が上がりやすい

炭水化物は主に糖と食物繊維で作られています。だから炭水化物を摂ると糖が血液中に流れ出し血糖値が上がります。この血糖値の上がり具合を知るための指標とされるのがGI値。グリセミック・インデックス(Glycemic Index)の略であり、数値が高いほど、血糖値の上昇率が高いことを示します。例えば白米はGI値が80であるのに対し、玄米はGI値55です。つまり白米は血糖値を急激に上げてしまうのに対し、玄米の場合は血液中に糖が増えすぎることがなく、血糖値が上がるスピードが緩やかになります。

GI値と肥満の関係とは

血糖値が高い状態が続くのは、体にとってあまり良いことではありません。高血糖は糖尿病や高血圧の引き金となるだけではなく、肥満の原因となることも覚えておきましょう。高血糖から肥満になりやすいのは、インスリンの分泌と関係があります。私たちが食品を摂取し血中の糖が増えると、インスリンが分泌されます。それは糖を全身へと送り、細胞組織で糖の吸収を進めるためです。しかし気をつけなければならないのは、インスリンの過剰分泌。

なぜなら血中の糖が増えすぎると、インスリンが多く分泌され、処理しきれない糖をどんどん脂肪に変えて蓄え始めてしまうからです。またインスリンには脂肪が燃焼されるのを抑制する働きもあります。通常量のインスリンが分泌される場合は問題ありませんが、GI値が高い食品ばかり食べているとインスリンが過剰分泌され、脂肪が蓄えられて太る原因となるのです。

GI値の低い玄米や全粒粉製品を積極的に摂取しよう!

GI値に気をつけていないと、ダイエットをしても効果が出ないこともあります。一般にGI値が高いのは、米や小麦粉製品、砂糖、芋などの炭水化物です。しかし炭水化物なら全てGI値が高いとは、一概には言えません。GI値が高いのは精白された小麦粉や米です。逆に玄米や全粒粉のパンなどは、GI値が低くなります。だから太らないようにするためには、できるだけ精白されていない食品を摂るようにしましょう。GI値の低い食品は消化に時間がかかるため腹持ちがよく、食べ過ぎを抑えるのに効果的。それに精白されていない食品は栄養価も高くおすすめです(玄米食で食欲コントロールできちゃうらしい!)

痩せたいからといって、糖を全く摂らなくなってしまうのは、健康上問題があります(適当なのがちょうど良い糖質制限ダイエット)。しかし毎日の生活に低GI値食品を取り入れていくことで、血糖値の急上昇を抑え、肥満をはじめ生活習慣病を防ぐ効果が得られるでしょう。


writer:Akina