琵琶湖から翔びたつのは、ヒビトやムッタたちなんだ〜鳥人間×宇宙兄弟コラボ映像

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空を飛びたい。誰しも子どもの頃、そう思ったことはあるだろう。だがほとんどの人びとは大人になるに連れてそんな夢を忘れてしまう。だが中には、いる。その無謀な夢をひそかに胸の中で抱きつづける人びとが。彼らの一部は、本気で宇宙をめざしてNASAに挑戦する。そして別の一部は、琵琶湖から空へ飛び立とうとする。どちらも無謀さをかえりみないお馬鹿さんたちだが、私たちが忘れていた夢を呼び覚ましてくれる。一緒に空を飛ぶ気持ちにさせてくれる。

読売テレビで放送されてきた『鳥人間コンテスト』は今年40周年を迎える。その記念すべき放送が、いよいよ8月23日(水)に迫ってきた。そしてなんと、アニメ「宇宙兄弟」とのコラボレーションが実現。小山宙哉氏のイラストを動画に編集しネットで公開している。

登場するのは、ムッタみたいなリーダー。ヒビトみたいなパイロット。そしてせりかみたいなエンジニア。そう、「宇宙兄弟」の世界観で鳥人間に挑戦するチームを描いている。上の動画をぜひ見てほしい。鳥人間と宇宙兄弟の世界が交錯し、見ている者の頭の中で熱い物語が広がっていく。

コラボサイトには、小山氏のインタビュー映像もあり、このコラボレーションへの思いをたっぷり語ってくれている。
「宇宙飛行も鳥人間もお金の大きさは、違いはあれど人びとの熱量は一緒じゃないですかね。飛行距離を伸ばすという目標があって、前人未到をめざすわけで宇宙飛行と同じだと思います」
そう、まさに小山氏も、二つの世界に共通する「熱」を感じていたのだ。

「それぞれのキャラを知ってる方を見たらワクワクしてもらえると思う。ヒビトがやってくれそうだなと」
この映像を見て「鳥人間コンテスト」を見ると、各チームのパイロットがヒビトに見えてきそうだ。ムッタに似た人、せりかに似た女子もきっと見つかるのではないだろうか。

コラボ動画には、三人だけでなくたくさんのキャラクターが出てくる。彼ら彼女らは、いかにも鳥人間の各チームにいそうな人びとだ。鳥人間が飛べるのはパイロットの力だけでなく、チームみんなの努力が結集したその成果なのだ。コラボ動画にはそんな、チームワークの素晴らしさもテーマとして込められているのだと思う。そういう視点で番組を見ると、きっと多くの発見と感動が見つかるだろう。

鳥人間と宇宙兄弟。言われないと気づかなかった共通点がたくさんあるこのコラボレーションは、40周年にふさわしく、番組の感動を大きく増幅してくれそうだ。23日の放送が、ますます楽しみになってきた。

【文:境 治】