22日、台州晩報によると、関西国際空港に足止めされた中国浙江省の男性が中国大使館に助けを求めるという出来事があった。写真は関西国際空港。

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2017年8月22日、台州晩報によると、関西国際空港に足止めされた中国浙江省の男性が中国大使館に助けを求めるという出来事があった。

記事によると、金さんという名のこの男性は20日未明、東京発の格安航空機で上海浦東国際空港を目指したが、悪天候のため上海に着陸できず、機体は関西国際空港に引き返したという。当時機内には130人を超える中国人のほか、日本人や他の国の乗客もいたが、日本に戻ることを知らされた多くの乗客はこの措置に不満を抱いたという。

当時の状況について金さんは「航空会社は『10日以内の便への無料振り替え』など2つの解決策を提案したが、多くの乗客はどちらも受け入れなかった」と説明。折り合いがつかないまま時間が過ぎ、グランドスタッフや警察までが機内にやって来たという。こうした中、金さんが思い付いたのが中国政府に助けを求めることで、「当日は日曜日だったため大使館にかけた電話は中国外交部のある機関に転送された。状況を説明すると、電話の相手はなるべく早く大使館や関連の部署に連絡を取ると言ってくれた」。

記事によると、その後状況に変化があり、機内には日本語と英語によるアナウンスが流れた。英語が少しだけ分かる金さんは、「中国政府」「中国大使館」という言葉を聞き取ったそうだ。また、しばらくたつと今度は「上海浦東国際空港に直行します」との案内が流れ、機体は20日夕方に上海に無事到着。これについて金さんは「自分たちだけでは円滑に解決することは難しかった。どうせ駄目だろうと思っていたのに…祖国の対応がこんなに早いなんて思いもしなかった」との言葉を口にしている。(翻訳・編集/野谷)