ケン・オクヤマ、ワンオフのスーパーカー「Kode 0」を発表 「スーパースポーツカーの幼稚とも言えるトレンド」に対するアンチテーゼ

【ギャラリー】Ken Okuyama Cars Kode 011


ケン・オクヤマこと奥山清行氏がデザインした「Kode 0」は、ランチア「ストラトス・ゼロ」やランボルギーニ「カウンタック」、フェラーリ「モデューロ」など、クラシックな1970年代のスーパーカーを想起させる。しかし、レトロフューチャーなのはその外見だけだ。中身は、ミドシップに搭載された6.5リッター自然吸気V型12気筒エンジンを含め、現行のランボルギーニ「アヴェンタドール」がベースとなっている。
ボディはフルカーボンファイバー製であるため、車両重量は1,550kgと、アヴェンタドールよりも25kg以上軽量化されている。V12エンジンは最高出力700ps、最大トルク690Nmを発生し、0-100km/hまで2.9秒で加速する。



Kode 0の印象的な"ウェッジ・シェイプ(くさび型)"デザインは、マルチェロ・ガンディーニの作品からインスピレーションを受けたもので、そのラインはフロントからリアへと滑らかに流れている。あり得ないほど短く切り詰められたリアのオーバーハングと、傾斜したルーフラインにより、目線は自然と車室のリア部分を構成する鋭いラインへ引き寄せられる。そのワンモーションのクリーンなスタイリングは、奥山氏によれば「ブランドのスタイリングによる差別化の為、また昨今のレギュレーションに縛られたレースカーの空力デバイスに表面的に迎合する為に、複雑なディテールデザインがスーパースポーツカーの幼稚とも言えるトレンド」になっていることへのアンチテーゼだという。

Kode 0は間違いなく目立つクルマだが、ドアが開いてボディ内側の鮮やかなグリーンのハイライトが見えると、なおさら人目を引く。リアの両サイドには同様にグリーンにペイントされた大型ファンが備わる。



奥山氏が昨年のクエイルで発表した「Kode 57」とKode 0は全く違うが、同じくらい強い印象を与えるクルマだ。現地から届いた写真でその姿を是非じっくりとご覧いただきたい。

By JEREMY KORZENIEWSKI
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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