ファッションを楽しむちょっとしたタトゥーは別として、私の中で刺青イコール怖い人のイメージ。唯一見たことのある任侠映画『アウトレイジ』の登場人物たちの背中にも立派な刺青があったのを覚えている。それは、彼らの“暴力的な強さ”を強調しているようで、恐ろしいとは思っても美しいとはつゆほども感じられなかった。

だけど、アーティストのFabio Vialeの彫刻が、刺青は日本の誇れる伝統芸術であることに気づかせてくれた。

ヨーロッパ×日本の伝統美

和彫(わぼり)と、ヨーロッパの偉人達が残した古代彫刻を融合させたこのアート。高貴さを漂わせる大理石の白い肌に、日本ならではの模様の美しさが際立っている。

イタリア人のFabioが、ヤクザやロシアの囚人達からインスピレーションを受けて作られたもの。だけど、日本人に昔から続く「由緒ある美しさ」を教えてくれているように、私には思えて仕方ない。

Licensed material used with permission by Fabio Viale