大切な家族とお財布の守り神 ペット保険のススメ

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 突然ですが、ワンちゃんや猫ちゃんと暮らしている皆さんはペット保険に入っていますか?
「ペットにも保険があるの?」「保険に入ったほうが良いのはわかるけど選び方がわからない」「もう少し検討してから・・」と言う飼い主さんも沢山いるはず。
 ご存じの方も多いと思うが、ペットには公的な健康保険がない。病院で支払う治療費は全額自己負担となる。 筆者はペット保険に加入しているが、知人宅のワンちゃんの緊急手術に直面したことで、ペットのためにもお財布のためにも加入の必要性を再認識した。


▼知人宅のワンちゃんが異物誤飲で緊急手術!

 以前、知人からの電話で「ミニチュアダックスフントの様子がおかしいため、病院に連れて行ったところ、プラスチック製の異物を飲み込んだことが判明。獣医からは手術しないと助からないと言われ、入院費用も含めると約20万円。このまま放置もできないし・・」と相談があった。
 異物誤飲はワンちゃんの通院理由でも少なくない。重篤で手術が必要なケースもあるようだ。
 20万円は少なくない金額だ。この時、知人はペット保険に入ってなかった。
※治療費等は動物病院によって異なります。


▼保険に加入できるのは幸せなこと!?

 我が家には猫ちゃんが7匹。うち5匹は保険に入っている。保険加入していない2匹は、FIV(猫エイズ)キャリアと、FIVとFeLV(伝染性猫白血病)のダブルキャリア。感染症キャリアなど健康上の問題がある場合は保険に入れない。(でもご安心を。我が家のキャリアっ子チームもまだまだ元気。医療費は格段にかかっていて家計は大変だが)
 ペット保険に加入できるほど健康なペットはとてもラッキーなのだ。ただ、健康でも新規契約時には年齢制限があるので要注意。家族であるペットとおサイフを守るために、ペット保険加入の検討をオススメする。

※一部の感染症については、保険加入できる会社もあるので確認を。

 ちなみに日本のペット保険加入率は5%程度。世界第1位はスウェーデンで80%近いとのこと。「ペット大国やペットブーム」と言われて久しい日本。ペットの健康ケアについては、まだまだ他国に追いついていないのが現状だ。


▼ペット保険に入る時期は?

 思い立ったら「すぐ」がおススメ。新規契約には年齢制限もあり「7〜10歳」以下に限り加入できる保険が多いからだ。最近は10歳以上でも加入できる商品も増えてきた。また継続の上限年齢は終身保障が主流のようだ。
 ペットの平均寿命は食生活や医療技術の向上により年々上昇している。今や20歳超えの猫ちゃんも珍しくないが、寿命が伸びれば医療費の負担も増えてくる。だからこそ、入れる時に入っておけば安心なのがペット保険なのだ。 また、保険契約をしても「待機期間」というものがあるので注意。「加入した翌日に保険がおりる」ということはないので、やはり思い立ったらすぐ検討したほうが良い。


▼ペット保険に入れる動物って?

 犬猫が主流だが、フェレットやウサギなど犬猫以外の哺乳類、爬虫類、鳥類なども対象にしている保険会社もある。ペットの種類や年齢によって契約内容は異なるが、特にワンちゃんは「犬種や大きさ」によって保険料は大きく異なることが多い。これは「犬種や大きさ」によってかかりやすい病気や寿命も違うから。飼っているペットに最適な保険を選ぼう。


▼補償の範囲は?

 補償割合は保険商品によって様々。主流なのは「50%か70%」の補償。ただ「上限金額や回数」などの条件もそれぞれ違うので、プランの内容をよく確認すること。
 補償の内容や上限は「通院」「入院」「手術」の3種類に分けて設定されている場合が多い。近年は「手術特化型」など飼い主のニーズや懐事情に合わせた様々な商品が用意されている。


▼やはり気になる保険料

 会社やプランによっても保険料は様々だ。保険会社のサイトには、簡単にできる無料見積りサービスがあるのでいくつか比較してみよう。ペットの種類、品種、年齢、それぞれの条件によって金額は違うので、一概に「○○会社のこのプランが安い!」とは言いづらい。

 尚、ペットの年齢が上がるにつれて、保険料は上がっていくのが基本。数年後はいくら払うのかということも事前に確認が必要だ。
 割引の有無や内容も要チェック。例えば、マイクロチップ割引(迷子や逸走に備えマイクロチップ挿入は大切!)、多頭割引などの制度がある保険も。

 注意したいのは料金だけで慌てて選ばないこと。安いからと言って「保険金請求方法が面倒すぎて毎回請求し損なう」「いつまでたっても保険金が支払われない」といった失敗やトラブルは筆者も経験済みだ。

 ペットの体調や体質、どんなメディカルケアの必要性が高そうか、かかりつけ動物病院の価格帯、ご自身のライフスタイル、マネープラン、などをバランスよく考えて選ぶのが良さそうだ。


▼ペット保険を扱う会社は?

 日本には現在、ペット保険を扱う会社は14社ほど。大きく分類すると「損害保険会社」と「少額短期保険会社」がある。 
 取り扱える商品の金額や期間が無制限で、資本金は最低10億円必要なのが「損害保険会社」。「少額短期保険会社」は、1,000万円まで2年以内の商品のみとなっており、最低資本金は1,000万円。
 現時点では、どの会社のペット保険も最大契約期間は1年間(継続契約はもちろん可)、1,000万円を超えるような高額なプランはないため、少額短期保険会社でも損害保険会社でも大きな差はない。
 ただし損害保険会社は、保険会社のセーフティネットである「保険契約者保護機構」加入義務があるため保険会社が経営破綻しても保険金が保証される。少額短期保険会社は「保険契約者保護機構」の対象外のため、保証されないのでご注意を。


▼主なペット保険の特徴

 ここでいくつかのペット保険について、具体的な特徴を紹介。しつこいようだが、ペットの種類・品種・年齢によっても異なるし保険プランによっても異なる。正確なところは、各社のホームページから無料見積りをして、不明な点は問合せ。ビシッとチェックしよう
 まずは気になった保険会社のページから見積りと資料請求をしてみよう。


■ アイペット

<こんな人にオススメ>
・年齢制限により入れる保険が無かった方
<特徴>
・通院・入院・手術すべて対象のプラン、手術のみ対象のライトプランが選べる
・保険利用が簡単な保険証制度(一部プランのみ)
<新規契約上限年齢> 
 12歳11ヶ月まで(継続契約は上限年齢無し)
<主なプラン>
・通院・入院・手術すべて対象の「うちの子」プランと、手術と手術を含む入院のみ対象の「うちの子ライト」プランの2パターン
・「うちの子」プランは、50%補償と70%補償のコースあり
<支払限度額>
 「うちの子」50%プランの場合、通院は1日12,000円×年間22日まで
 入院は1日12,000円×年間22日まで。手術は1回100,000円×年間2回まで


■ アニコム

<こんな人にオススメ> 
・保険金請求手続きが面倒な方
・1回200,000円以上の高額医療費の支払い予定は少ないと思われる方
<特徴>
・保険利用が簡単な「どうぶつ健康保険証」!
 人間の健康保険証と同じように、対応病院の窓口で「どうぶつ健康保険証」を提示すれば、保険適用金額で診療を受けることができる
・健康保険証提示での優待サービス、迷子捜索掲示板などの付帯サービスも
<新規契約上限年齢> 
 7歳11ヶ月まで(継続契約は上限年齢無し)
<主なプラン> 
・50%補償プラン、70%補償プランの2種
・通院・入院・手術、すべて対象
<支払限度額>
 50%プランの場合、通院・入院は1日10,000円×年間20日まで
 手術は1回100,000円×年間2回まで


■au損保

<こんな人にオススメ>
・入院・手術に特化し保険料を安く抑える手軽でシンプルなプランも検討したい方
・気軽に獣医師に電話相談したい方
<特徴>
・支払回数や治療1回あたりの支払金額に制限無し(期間中の支払限度額内であれば)
・通院・入院・手術すべて対象の手厚い「通院あり」タイプと、入院・手術に特化したお手軽な「通院なし」タイプから選べる
・獣医師電話相談サービスが24時間無料(医療相談から、しつけアドバイスまで、24時間365日、獣医師に相談できる。登録した番号からの電話で、直接獣医師へつながるため、面倒な本人確認は不要)
<新規契約上限年齢>
 10歳まで(継続契約は上限年齢無し)
<主なプラン>
・通院・入院・手術すべて対象の「通院あり」タイプと、入院・手術に特化した「通院なし」タイプの2種
・さらにそれぞれのタイプで、50%補償か70%補償のコースを選べる
<支払限度額>
「通院あり」タイプの50%プランの場合、通院は年間200,000円まで。入院・手術は年間500,000円まで。
(支払回数や治療1回あたりの支払金額に制限無し)

 あなたの大切な家族にも、おサイフにとっても、心強い守り神となってくれるペット保険、さっそく検討してみては?