Google秋イベントでChromebook Pixel復活の噂。小型Google Homeも発表か
Androidの新バージョンとなるAndroid 8.0 Oreoが正式発表されましたが、Googleは例年、Androidの新バージョンを搭載する端末を秋に発表しており、今年はPixel 2、Pixel XL 2の登場が噂されています。

今年はこれに加え、約2年ぶりにChromebook Pixelが新型モデルで復活し、さらにスマートスピーカーGoogle Homeの小型版も発表される模様です。

これはGoogleの計画に詳しい情報筋からの話として、Android Policeが伝えているもの。

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今回伝えられている新型Chromebook Pixelのディスプレイサイズは、12.3インチ。別売りのワコムスタイラスが利用可能で、画面を360度回転できるコンパーチブルタイプになるとのこと。ストレージは32GB/128GB。RAMは8GB/16GB。

前モデルは当時のノートPCとしては先進的なUSBタイプC端子を搭載するなど、高級Chromebookとして独特の存在感を持つモデルでした。

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MicrosoftがChrome OS対抗のWindows 10 S、そしてそれを搭載する高級ノートPCとしてSurface Laptopを発表したことを考えると、Googleがこれに対抗しうる端末を用意するのは自然な流れと感じます。


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なお、昨年、Chrome OSとAndroidを統合した新OS「Andromeda」と、これを搭載する端末「Bision」が開発中と伝えられていましたが、その後リリースはされていません。今回の新型Chromebook PixelがBisonであるかは確認できなかったとのことですが、Chromebookブランドになるのは間違いがないとしています。

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さらに、GoogleのスマートスピーカーGoogle Homeの小型版も発表されるとのこと。こちらの詳細は不明ですが、Amazonの外部スピーカーに接続して利用するAlexa端末 Echo Dotに対抗するモデルになるようです。

Google Home自体は$129と決して高いわけでもありませんが、家の中のあらゆる場所で利用するためには複数台の設置が必要になり、トータルではやはり高額。1台$50のEcho Dotと比較されると不利になるため、Googleが小型版・廉価版の導入を考えたとしても不思議はありません。

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例年通りであれば、Googleは10月辺りに新端末の発表を行います。これらの端末が実際にリリースされる確証はありませんが、新型スマートフォンと合わせて発表を楽しみにしたいと思います。