21日、海外網は、中国と国境付近でにらみ合いを続けているインド政府が、9月にアモイで行われる新興5カ国(BRICS)首脳会議に向けてロシアとの接触を図っているとする、インドメディアの報道を伝えた。資料写真。

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2017年8月21日、海外網は、中国と国境付近でにらみ合いを続けているインド政府が、9月に行われる新興5カ国(BRICS)会議に向けてロシアとの接触を図っているとする、インドメディアの報道を伝えた。

インド紙タイムズ・オブ・インディアによれば、インド政府は米トランプ政権の方向性に疑問を覚え、この半年間のうちにターゲットをロシアへと変更し、ロシアが国境問題で中国を説得してくれることを期待しているという。

先日開かれたBRICS会議の準備会議では、インド政府関係者がロシア政府関係者に対し、中印国境問題における自国の立場を説明するとともに「公に立場を表明せよとは言わないが、外交ルートを通じて中国を説得してもらいたい」との意向を示した。これに対してロシア側は「中印両国には国境問題があるが、9月に中国で開かれるBRICS会議が成功することを信じて疑わない。BRICS会議体制の活力を保つために努力する」と回答したという。

海外網は、8月13日よりロシアとインドが11日間にわたる合同軍事演習を開始したことについて、すでに密接な両国の軍事的連携をさらに強化する狙いがあると指摘。「インドはロシアと中国の特殊な関係を利用して問題解決を図ろうとしている」との憶測も出ているとした。一方、ロシア外務省の報道官は17日「演習は定例のもの。合同演習と中印関係の現状とを結び付けて考えるのは不条理だ」とのコメントを発表している。(翻訳・編集/川尻)