ブエルタ・ア・エスパーニャ第、第3ステージ(プラデスからアンドラ・ラ・ベリャ、158.5キロメートル)。赤ジャージー(マイヨ・ロホ)獲得を喜ぶチームスカイのクリス・フルーム(2017年8月21日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】ブエルタ・ア・エスパーニャ(Vuelta a Espana 2017)は21日、第3ステージ(プラデスからアンドラ・ラ・ベリャ、158.5キロメートル)が行われ、バーレーン・メリダ(Bahrain-Merida)のヴィンセンツォ・ニバリ(Vincenzo Nibali、イタリア)がステージ優勝を飾った一方、チームスカイ(Team Sky)のクリス・フルーム(Chris Froome、英国)は2011年以来6年ぶりに総合首位の座を手にした。

 三大ツール(グランツール)通算4勝のニバリは4時間1分22秒でステージを制し、クイックステップ・フロアーズ(Quick Step Floors)のダビド・デ・ラ・クルス(David de la Cruz、スペイン)を2位、今年のツール・ド・フランス(2017 Tour de France)で総合優勝を果たしたフルームを3位に抑えた。

 しかし総合順位では、フルームがデ・ラ・クルスやBMCレーシングチーム(BMC Racing Team)のニコラス・ロッシュ(Nicolas Roche、アイルランド)、同じくBMCのティジェイ・ヴァン・ガーデレン(Tejay Van Garderen、米国)と2秒差の総合首位に立つことに成功している。

 フルームはレース後「最後に赤ジャージー(マイヨ・ロホ)を手にしてから、ずいぶん時間がたった。また袖を通すことができて最高の気分だ」とした上で、「長い間この順位に立つことを考えてきた。ツールの後はハードワークをこなしてきたんだ」と語った。

 過去に3度ブエルタで総合2位に入った実績を持つフルームは今大会、1963年のジャック・アンクティル(Jacques Anquetil)氏と1978年のベルナール・イノー(Bernard Hinault)氏のフランス勢に続き、同一年にツールとブエルタの総合優勝を達成した史上3人目の選手になることを目指している。

 しかし、スペインの灼熱(しゃくねつ)の太陽の下、九つのステージで山頂フィニッシュが待ち構えていることを受け、9月10日にマドリード(Madrid)で控える最終決着までトップを維持するのは困難だと考えているフルームは、「特にタイムボーナスのことを考えれば、最後まで首位をキープするのは非常に難しいだろう。後ろに控える集団とはわずか2秒しか差がない。かなり接戦だ」と話した。

「最後まで首位をキープすることは期待していないが、戦ってみせるよ」

 一方、今大会で現役を退くトレック・セガフレード(Trek Segafredo)のアルベルト・コンタドール(Alberto Contador、スペイン)は首位から2分以上遅れてフィニッシュ。総合順位でもフルームと3分10秒差をつけられるなど、この日も不本意な結果が続いた。
【翻訳編集】AFPBB News