8月21日、北米で皆既日食が見られた。太陽の満ち欠けを合わせた画像(STAN HONDA/AFP/Getty Images)

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 8月21日、世界で唯一、米国だけで皆既日食が観測された。国内で観測されるのは38年ぶり、北米を横断して広い範囲で見られたのは、99年ぶり。太陽の満ち欠けが見られるのは約2時間。太陽が完全に月の影に隠れるのは、わずか約2分40秒だ。

 米国だけで観測されるのは建国前の13世紀以来で、「素晴らしき米国の日食」とマスコミはライブ中継するなどして大きく報じた。米航空宇宙局(NASA)は空撮を試み、各地では日食イベントで賑わった。神秘的な現象に「日食の追っかけ」になる人がいて、同時に米国を横断したため、道路は混雑した。

 皆既日食が起きるのは太陽・月・地球が一直線に並んだ時で、1年半に一度、世界のどこかで見ることができる。

 「多くの人が一生に一度」と報じられたが、実は、皆既日食は7年後にふたたび米国内で見られる。2024年4月8日に、テキサス州からメイン州で、2023年10月14日にはフロリダ州で部分日食が観測できる。

 日本では、上信越、関東で2035年9月2日、2063年8月24日に東北と北海道で皆既日食を見ることが出来る。

(翻訳編集・甲斐天海)