21日放送のラジオ番組「伊集院光とらじおと」(TBSラジオ)に歌手の長渕剛がゲスト出演。伊集院光が「怒られるのを覚悟で」長渕に切り込んだ。

番組にはゲストに長渕を迎え、MCの伊集院との対談の模様を放送した。伊集院はその中で「怒られるの覚悟でいいますけど」と前置きし、長渕に対する自身最大の褒め言葉は「どうかしてる」だと告白。そして、「どうかしてる」を特に強く感じた昨年末の「FNS歌謡祭」(フジテレビ系)での長渕のステージに言及した。

伊集院は過去にもラジオ番組で話題に挙げているが、長渕は「FNS歌謡祭」でヒット曲「乾杯」のイントロ部分を大胆にアレンジし、現代社会に対する批判を盛り込んだのだ。長渕本人を前に、伊集院はこのステージに衝撃を受け、知人に「おい!長渕がどうかしてる!」と電話したと明かしたのだった。

長渕は「つまんないだろ。だって同じ歌ばかり歌ってもね」と一言。「乾杯」は結婚する友人のお祝いで書いた歌だと明かしながら「今の時代、『乾杯』なんか言ってられないでしょ?」といい、大幅にアレンジした真意を明かした。

続けて長渕は「大体ヒット曲なんてのを、ずっと歌うっつうのが好きじゃない」と言う。歌は「放った瞬間に聴く人のもの」であると理解している一方で、歌手としては「俺のもんだから」と思っているとの考えも明らかに。

伊集院は、最近の音楽番組で長渕が通常の歌詞で「乾杯」を歌う姿を目にしたといい「(長渕は)そのときにその気持ちで歌ってる」「長渕さんが『今こうだ』っていうことをいつも投げかけ続ける」と感じたという。

伊集院の考察に、長渕は「大いなる個人主義でいいと思うんだ。表現って」と応じ、表現方法は「偏ってていいと思うんだよね。それでいろんな意見が出てきておもしろいわけだから」と持論を語っていた。

【関連記事】
坂上忍が長渕剛の特別版「乾杯」に反論「ここまで言われるとしんどい」
長渕剛が劣等感について持論「負けるってことはとても美しい」
伊集院光が高木ブーの「どこでもすぐに寝る伝説」のスゴさを力説