同じ中サイズでも、各店舗によってグラスや泡の具合で大きく変化した

写真拡大

 仕事帰りの一杯で何気なく選んでいる居酒屋チェーン。しかしドリンクのメニューを見ると、各店で値段もだいぶ違ってくる。1番お得に生ビールとウーロンハイを飲める居酒屋チェーン店はどこなのか。そこで今回は週刊SPA!が実施したアンケートで利用頻度が高いと答えた上位5軒の居酒屋チェーンの生ビールとウーロンハイを抜き打ちで計測し、コスパランキングを作成。各店の生ビール(中ジョッキ)の値段に対して、内容量を比較してコストを算出した。

 まず1mlあたりの値段を比較してみると、磯丸水産とはなの舞は1.7円と価格差はなし。土間土間のアサヒスーパードライと和民のザ・プレミアムモルツも1mlあたり1.6円。しかし、各銘柄の缶ビール(350ml)に置き換えてみると、市場価格はプレモルが高いので、和民のほうがお得に感じられる。

 そして最も生ビールのコスパが良かったのは、鳥貴族。和民と同量のプレモルなのにもかかわらず、280円の安さでコスパは圧倒的だった。

 続いて、各店のウーロンハイの氷を抜いた状態でコスパの比較してみた。すると和民、はなの舞、土間土間、磯丸水産の4店舖に関しては、ほぼ横一線。ただ内容量は磯丸水産やはなの舞に対して、土間土間や和民は20〜40ml少ない。厳密にみていくと、磯丸水産がほかの3店よりも微妙だがお得感はあった。

 はなの舞のウーロンハイは焼酎の味がほとんどなく、クオリティとしては一番悪かった。こういったサワー系の場合は、注文する際に焼酎と割ものの具合いの希望をひと言添えることで満足度は大きく変わってくるのかもしれない。

 そんななかウーロンハイの比較で、最もコスパがよかったのは、またしても鳥貴族。内容量は210mlと他店よりもやや少ないが、280円の価格を考えればコスパは良くなる。

 結果的に生ビールとウーロンハイのコスパで総合的に比較すると、他店と圧倒的な違いをみせて、2冠に輝いたのは鳥貴族だ。まさに全国に店舗を拡大し続ける勢いをそのままあらわす形となった。通常、アルコール類で儲けを出す居酒屋チェーンとは一線を画した全品280円均一という独自の路線で人気を博す鳥貴族。この戦略と圧倒的なコスパが集客力につながっているのだろう。週刊SPA!8月29日号では「最強のチェーン飯」を決める特集を組んでいる。ワンコインなら? 1000円で山盛り食べるなら? カツカレーが一番うまいのは??……少ない小遣いでやり繰りしているサラリーマンは必見だ。

<居酒屋系ビール・酎ハイのコスパ通信簿>

・鳥貴族…ザ・プレミアムモルツ280円300ml(0.9円)/ウーロンハイ280円210ml(1.3円)/評価S

・和民…ザ・プレミアムモルツ490円300ml(1.6円)/ウーロンハイ390円250ml(1.6円)/評価A

・磯丸水産…キリン一番搾り499円300ml(1.7円)/ウーロン茶割り419円280ml(1.5円)/評価A

・はなの舞…キリン一番搾り480円280ml(1.7円)/ウーロンハイ400円270ml(1.5円)/評価B

・土間土間…アサヒスーパードライ390円250ml(1.6円)/ウーロンハイ390円240ml(1.6円)/評価B

※掲載されているメニューは店舗、季節により、内容、価格が異なったり、発売が終了したりする場合があります。
〈取材・文/日刊SPA!取材班〉