結婚生活に浮き沈みはつきもの。離婚したくなった時は、ちょっと立ち止まった方がいい(iStock)

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 離婚を考えたことのある夫婦のうち、半数以上は1年経つと離婚を考え直すという研究データが発表された。同研究の責任者の1人、アルバータ大学人類生態学生活学科専門家のアダム・ガロヴァン氏(Adam Galovan)は、「結婚生活には浮き沈みがあります」と語り、「多くの人は、ただ時間が必要なだけなのです」と話している。

 カナダのアルバータ大学(University of Alberta)と米ユタ州ブリガムヤング大学(Brigham Young University in Utah)は、アメリカ人25〜50歳の、1年以上の既婚男女3000人を対象に調査を行った。ネットによるアンケートの回答によると、過去6ヶ月で離婚を考えた人は4人に1人に上ったが、1年経った時点で再調査したところ、その5割が当初の気持ちを改めているという。

 ガロヴァン氏は、「二組に一組のカップルが離婚している」という誤解を招くような統計データが広まり、離婚が当たり前のような風潮があることに警鐘を鳴らす。同氏によれば、以前に離婚を考えたことがあると回答した3分の1のうち9割は、「(夫)(妻)と別れなくて良かった」と答えており、多くのカップルがなんらかの形で解決策を見つけているという。

 「離婚を意識した時は、お互いの関係を見つめるいい機会」と話すガロヴァン氏。ドメスティック・バイオレンスなど深刻な問題がある時は別として、通常は離婚に急ぐのではなく、相手と心から話し合う時間を持ったり、友人やカウセンラーに相談するなどのプロセスを踏んだほうがいいと話している。

(翻訳編集・豊山)