21日、中国メディアの環球網は訪日外国人の平均消費額で中国が3位に転落したと伝えた。写真は外国人観光客。

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2017年8月21日、中国メディアの環球網は訪日外国人の平均消費額で中国が3位に転落したと伝えた。

今年1月から6月までの訪日外国人の消費額は2兆456億円で、過去最高となった。しかし、訪日外国人による消費のトップはもはや中国人ではなくなったという。

観光庁の統計によると、今年4月から6月の外国人旅行者の消費額は、英国人が平均25万円で1位となり、2位はイタリア人の平均23万円となった。ここ数年首位だった中国人は22万円で3位となった。

欧州人と中国人とでは消費動向が異なる。英国人は宿泊、飲食、娯楽サービスに費やす金額が旅行費全体の72%を占めているのに対し、中国人はわずか35%にすぎない。一方、買い物に費やす金額は英国人が13%なのに対し、中国人は60%を占める。

また、欧州人は日本のラーメンを好んで食べるが、毎回大金をかけるわけではなく、独特の体験を楽しむために、各地の温泉や観光名所、美術館などを訪れる。

さらに、欧州の訪日旅行者は滞在期間が長くなる傾向にある。今年4月から6月と2年前の同時期を比べてみると、英国人は平均12.3日から14.5日となり、イタリア人も平均11.5日から12日に伸びた。ドイツ人とフランス人は2年前と比べて滞在日数が短くなったものの、それでもそれぞれ14日と12.9日であり、中国人の平均5.9日の2倍以上である。

一方で、2016年の訪日外国人数では、中国人が600万人を超えたのに対し、英国人はわずか30万人だった。(翻訳・編集/山中)