ヴォルフスブルクはどうやら、負傷離脱したアンソニー・ブルックスの穴埋めを見出した。既報通りヴォルフスブルクは火曜、コンゴ代表マルセル・ティスランドを、今季いっぱいまでの期限付きにて獲得することを発表している。今夏に2000万ユーロを投じ、大きな期待を背負って加入したブルックスだったが、しかし米国代表CBは右大腿筋の腱を断裂。これから3ヶ月の離脱が見込まれているところだ。

そこでヴォルフスブルクは穴埋めに着手、これまでドルトムントのネヴェン・スボティッチが一昨夏にシャルケに移籍したナウドの復帰も模索したようだが、しかし同クラブでマネージャーを務めるクリスチャン・ハイデル氏は、「スボティッチに集中した方がいい」と一蹴。だがヴォルフスブルクはブンデス2部に答えを見出し、フランス国籍も有するマルセル・ティスランドを100万ユーロでレンタルすることを決断している。さらに出場試合数によって買い取りオプションが発生することになるようで、その金額は900万ユーロ。

昨夏にASモナコから当時1部インゴルシュタットへ移籍金350万ユーロで加入した同選手は、即座に主力の座を確保するとリーグ戦28試合に出場。しかしこれまでに性格上の問題が指摘され続け、さらに2部降格しするとブンデス2部でのプレーを拒否。先日アデルジョナイと共に、インゴルシュタットからトップチームから外されるような選手が、果たして本当にヴォルフスブルクにプラスをもたらせるかという疑問は残る。


ヴォルフスブルクでマネージャーを務めるオラフ・レッベ氏は、あくまで「処分ではなく、移籍の自由が与えられたのだ」と強調。「ティスランドはブンデスを知っており即戦力となれる」と期待感を示し、一方のティスランドは「新しい挑戦をしたかったし、ブンデス1部に留まりたかった。僕の成長のために、ヴォルフスブルクはよりよいところだと思う。これもサッカーさ」と語った。