ついに、あの「ノドサウルス」から新たな研究結果が発表された!

Royal Tyrrel Museumに展示されてから3ヶ月。史上初の皮膚も装甲も残ったままの化石は、何を明らかにしてくれたのだろうか?存在が世に知れ渡ってからまだ間もないのに、本当にノドサウルスは恐竜好きをワクワクさせてくれる。

背景と同化して
隠れることができた

敵から身を守って生き延びるための手段として、背景と同化する「カウンターシェーディング(光が当たる背中の部分が暗く、影となる部分が明るくなる現象)」と呼ばれる保護色を持った恐竜がいたことは、昨年のプシッタコサウルスの化石によって明らかになっている。

「EurekAlert!」によれば、ノドサウルスも同様の皮膚色を持っていたことが判明。つまり、肉食恐竜の危険にさらされていて、身を隠す必要があったということ。

でも、プシッタコサウルスは全長1〜2mで、本当に恐竜としては小さいサイズ。だから危険なのはわかるにしても、ノドサウルスは頭から腰までで約5.5m。中型〜大型とされていて、身体中をこの尖った装甲板で覆われている。まるで戦車のようだとも言われているのだ。

トゲも鎧も、
かまわず食べつくすという証明

つまり、これほど攻撃的な鎧を身につけていたとしても、白亜紀を生きてきたティラノサウルスなどの肉食恐竜は、バリバリと骨まで食べつくす顎の力があった可能性が高い。

トリケラトプスと戦っているところは、よく図鑑や映像で見ると思う。でも、彼らは大きなツノは持っていても、トゲの装甲を持っているわけではなく、皮膚はウロコ。ノドサウルスよりも噛み切りやすいにきまっている。

肉食恐竜が、凶暴でパワフルだったことはみんなイメージがあるだろうけれど、それが具体的にどの程度なのかは、こういった事実があってはじめて明らかになっていくのだ。

誰もが知っているティラノサウルスの皮膚の色だって、「全体的に黒ずんだ色合い」と2014年に予想されているものの、正確にはわかっていない。ってことは、ジュラシックパークの彼らの色は人間の想像。これからは<真実の姿>が、もっと明らかになっていくはず!

研究チームはいま、ノドサウルスが最後に何を食べたのか、消化管内容物を調べるなど、生態に関する手がかりを見つけようとしているそう。次の研究結果が今から待ち遠しい。

Reference:@warrenoronha,Royal Tyrrell Museum,NATIONAL GEOGRAPHIC,EurekAlert!,AFPBB NEWS