【予約再開】ニンテンドースイッチの今さら聞けない「キホンのき」

写真拡大

売り切れ続出で品薄が続いていた「Nintendo Switch(ニンテンドー スイッチ)」の予約がついに再開。実際に届くのは10月からになるそうですが、手に入れやすくなるこれからに向け、あらためてスイッチの基本と、知っておいて欲しい少しの難点をご紹介します。


「Nintendo Switch」は約4年ぶりとなる
任天堂の最新家庭用ゲーム機なんです!


「Nintendo Switch(ニンテンドー スイッチ)」はこれまでのゲーム機同様に普段は本体をテレビに繋ぎ、モーション操作が可能な専用コントローラー「Joy-Con(ジョイ-コン)」でプレイするゲーム機です。



しかし、本体が持ち運び可能で画面も付いているため、本体両側にJoy-Conを接続して携帯ゲーム機のように遊ぶことができます。つまり、いつでもどこでもゲーム機を持ち歩いて、友達と一緒にプレイできるというわけです。



本体の画面はニンテンドー3DSのようにタッチ操作も可能で、これまでの任天堂ハードの利点がふんだんに盛り込まれた集大成とも言えるゲーム機なのです。



任天堂
Nintendo Switch
実勢価格:3万2378円(税別定価:2万9980円)


まずは知っておきたい
Nintendo Switchのトリセツ


Nintendo Switchの本体には取扱説明書がないので、すべてサポートサイトを参考にしなくてはなりません。そこで、遊ぶ前にまず知っておきたいことをいくつか紹介しましょう。


【基本その1】初回設定の方法


初回設定は本体にJoy-Conをセットして行います。これで本体にJoy-Conを登録して、充電しつつ操作できるようになります。



電源ボタンを押して本体を起動したら、言語で「日本語」を選択します。次にWi-Fi設定が表示されるので、接続したいWi-Fiネットワークを選んでパスワードを入力します。



続いて、自分のニンテンドーアカウントを作成します。「Mii」と呼ばれるアイコン用のオリジナルキャラも設定することができます。


【基本その2】ゲームの起動と終了


ゲームを起動する際は、本体の右上にあるスロットの蓋を外してゲームカードを挿入します。取り出すときにはゲームカードをもう一度押し込めば、取り出せるようになります。



本体を起動したら、HOMEボタンを押してホーム画面に移動します。初期設定では操作ロックがかかっていますので、画面の指示に従って解除します。



画面には現在スロットに入っているソフトと、過去にプレイしたソフトが並んで表示されています。Aボタンを押せばゲームを開始できます。



ゲームを終了させるには、ゲーム中にHOMEボタンを押します。これでホーム画面が表示されるので、Xボタンを押せば終了できます。


【基本その3】3つのプレイモードが選べます


「TVモード」では、これまでの据え置き型ゲーム機と同じように、テレビにつなげてプレイすることができます。専用コントローラーのJoy-Conは各種センサーを搭載しているので、身体の動きで操作するゲームなども楽しめます。



「携帯モード」では、ニンテンドー3DSやPS Vitaのように、携帯ゲーム機として遊ぶことができます。ただし、サイズが大きめなのでかなり目立ってしまいます。



「テーブルモード」では、本体をテレビモニターのように置いて遊べます。この新しいスタイルにより、外出先でテレビがないところでも皆で遊ぶことができます。



なお、「TVモード」で遊ぶ際はドックを使ってテレビに接続します。まずドックの裏フタを開け、付属している電源ケーブルとHDMIケーブルを差し込みます。



電源ケーブルはコンセントに、HDMIケーブルはテレビのHDMI入力ポートに差し込みます。



続いて本体からJoy-Conを取り外します。Joy-Conの裏側には取り外しボタンがあり、これを押しながら上にスライドすれば外すことができます。



電源をつけたまま、本体をドックの上部から接続します。これでゲーム画面がテレビに映し出されます。


【基本その4】Joy-Conの使い方


Switchに付属している専用コントローラー「Joy-Con」は、さまざまな使い方ができるのが特徴です。



初回設定の際に本体に接続した状態のモバイルモードから、さらに3つの形態に変えることができます。



「グリップモード」では付属のグリップに装着することで、従来の家庭用ゲーム機と同じようなコントローラーとなります。



ストラップアタッチメントを装着すれば、「ストラップモード」として使えます。手首にストラップを通すことで、安全にアクションすることができます。



本体から外したままの状態では、Joy-Conの左右それぞれを「コントローラーモード」として使うことができます。



なお、SwitchにはJoy-Conを最大で10台まで登録することができます。別売のJoy-Conは2本セットで7480円と意外と高額です。しかし、Wiiリモコンにも搭載されていた加速度センサーやジャイロセンサーをはじめ、牛乳を注ぐ感覚なども再現できる「HD振動」機能など、小さいけどスゴい先進機能が詰まっています。



Joy-Conの下部にはモノの動きや距離を計測するモーションIRカメラが搭載されており、どんな動きをしているかを把握できます。暗い場所でも精度は高いのですが、ここが隠れないように持ちましょう。



ちなみにJoy-conはワイヤレスで動作しますが、充電切れになると動かなくなります。充電するには本体に取り付けるか、別売りの充電グリップを使う必要があるので注意しましょう。

任天堂
Joy-con充電グリップ
実勢価格:2480円


設定方法やパーツ構成には
ゲーム誌には書かれていない注意点もアリ!


Nintendo Switchは、基本的には誰でもすぐに遊べるよう、わかりやすい作りにはなっています。しかし、いくつかわからない点や間違ってしまいがちな点もあります。ここで注意すべき点をまとめておきましょう。



Miiを引き継ぐには有料のamiiboが必要です

まず最初に戸惑ってしまうのがプレイヤーIDについてです。初めて任天堂のゲーム機を購入する人は問題ないのですが、従来のゲーム機からニンテンドーアカウントを引き継ぎたいという人は要注意です。ニンテンドーアカウントのMiiを引き継ぐには「amiibo(アミーボ)」が必要となります。

アミーボはゲームに登場するキャラクターのフィギュアで、中にゲーム用のデータが内蔵されています。これをWii Uや3DSのNFCで読み込むことで、特定のキャラクターをゲームに登場させたり、キャラを強化することができます。実勢価格は1体約1300円といったところです。



ニンテンドー3DSやWii Uで使っていたMiiを使うには、まず元のゲーム機からアミーボにオーナー登録を行います。そのアミーボからNintendo SwitchのJoy-Conを使って、Miiをコピーする必要があります。WiiやWiiU、3DSではお互いにダイレクト接続でコピーできたのに、かなり面倒になってしまいました。



ネット接続はAOSS非対応で有線接続は周辺機器が必要です

インターネット接続もちょっと面倒です。ボタンひとつでWi-Fi接続設定ができる「AOSS」などのかんたん接続には対応していません。ニンテンドー3DSやWii Uでいうところの「手動で接続」しかないということです。



まずはネットワーク一覧から、接続したいWi-Fiネットワークを選択します。



ルーターなどに記載されているものや、自分で設定した接続用パスワードを手動で入力しなければなりません。



なお、有線でネットに接続する場合は、LANケーブルをUSBケーブルに変換するアダプターが別途必要となります。

ホリ
LANアダプター for Nitendo Switch
実勢価格:2980円



オンラインサービスは秋までは無料ですが基本は有料です

オンライン経由で知人や友人たちと一緒にゲームを楽しむには、専用の有料サービスに加入しなくてはなりません。なお、2017年秋の正式サービススタートまでは無料で利用できます。ちなみに、それぞれのNitendo Switchを持ち寄ってゲームをする、いわゆるローカル通信では必要ありません。



なお、Xbox OneやPS4などの据え置きゲーム機でも、オンライン料金は有料化されています。その分、無料サービス時よりも通信環境が良くなっており、快適にオンラインプレイを楽しむには、有料の方がありがたい面も多く見られます。



おもなゲーム機のオンラインサービス料金は上記の通りです。



据え置き機と携帯機の両立のために中途半端な部分もあります

本機を据え置きゲーム機として考えると、Wii Uで慣れたせいか特に問題点は見当たりません。多少パーツが多いので、整理は必要となる程度です。



2つのJoy-Conとストラップ、さらにJoy-Conグリップとコントローラーまわりだけでも点数が多く、これまでの携帯機よりも持ち運びはしにくいです。



携帯ゲーム機として考えるとサイズ感も多少ネックになります。そのまま持ち歩けば大したサイズではないのですが、画面がむき出しなのは怖いところです。ケースに入れると超巨大になります。小型のケースもありますが、Joy-Conを取り外してから収納する必要があり、やや面倒です。



画面の解像度はゲーム機として考えればそこそこの解像度です。5.2インチ以上でフルHDディスプレイを搭載するスマホも多いので、スペックの数字だけを見ると若干物足りなさはあります。



ただ、実際の画質は十分キレイなので数字にこだわる必要はないでしょう。派手でキレイな見た目ですが、その分反射や映り込みが厳しいという側面もあります。



遊ぶタイトルによってバッテリーの消耗度は違いますが、それでもニンテンドー3DSよりは持ちが良さそうです。推奨はされていませんが、一応モバイルバッテリーでの充電も可能です。電池容量が4310mAhもあるので、モバイルバッテリーは大容量モデルがおすすめです。



ハイテクなJoy-Conですがローテクな問題点もあります

最大の特徴のJoy-Conにも多少問題があります。小型のコントローラーは遊べなくはないのですが、快適とは言い難い部分もあります。



Joy-Conを分けて使用する場合は、どちら側もアナログスティックが操作レバーとなります。たいていのゲームは問題なく操作できますが、ゲームによっては、操作しにくい場合もあります。「ぷよぷよテトリスS」などは顕著で、真下に入れたつもりが多少左右にずれたことにより、思った場所にぷよやテトリスを置けなくなることがあります。



なお、テーブルモードでもひとりプレイする場合は、Joy-Conグリップを使わなくても快適に操作することはできます。ただし、Joy-Conが飛ばないようにストラップは必須でしょう。



ストラップは左右共用で、一応「+」「-」の表示で取り付ける方向を示してあります。しかし、上下や裏表を間違えて装着するとハマってしまいます。



取り外すには結構な力が必要ですが、解決方法が力任せという無理矢理感は任天堂らしくない印象です。なお、ストラップの付け根部分にはロックがあるので、取り外す際は必ず解除されているかを確認しましょう。



また、左のJoy-ConはBlu etoothの位置が悪く、持ち方や使い方によっては通信が途切れることもあります。発生頻度はそれほど高くないのですが、対策はほしいところです。しかし、物理的な問題であれば直らない可能性もあります。


大人気のゲーム機「Nintendo Switch」の基本や、最初に知っておきたい注意点などを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか? 7月に入って増産体制が整ったせいか、毎週かなりの台数が出荷されています。既に入手できた人はもちろん、これから入手する人も本記事を参考に、快適なゲームライフを楽しんでください。



360.life(サンロクマルドットライフ)は、テストするモノ誌『MONOQLO』、『LDK』、『家電批評』から誕生したテストする買い物ガイドです。広告ではない、ガチでテストした情報を毎日お届けしています。