出場機会を求めてシャルケを離れた内田。ハイデルSDも別れを惜しんだ。(C)Getty Images

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 現地時間8月22日、日本代表DFの内田篤人がシャルケからドイツ2部のウニオン・ベルリンへ移籍することを両クラブが発表した。
 
 現在29歳の内田は2010年に鹿島アントラーズからシャルケに移籍。在籍7シーズンで公式戦153試合に出場し、2ゴール・18アシストを記録した。
 
 ここ2年は怪我が重なり、苦悩の日々を送ってきた。2015年3月からは右膝の負傷により長期離脱を余儀なくされ、同年6月には長年には手術を決断。その後、苦しいリハビリを経て、16年12月のレッドブル・ザルツブルク戦(ヨーロッパリーグ)で戦列復帰。それでも、16-17シーズンの出番はこの1試合のみに終わった。
 
 迎えた今シーズンは、プレシーズン頭から全体練習に参加するなど、精力的なパフォーマンスを見せたが、今シーズン初の公式戦となった8月14日のDFBカップ1回戦では、ベンチメンバーからも外れ、8月20日のブンデスリーガ開幕戦も招集外となっていた。
 
 そんな中でのウニオン移籍決定にシャルケのクリスティアン・ハイデルSDは、クラブの公式サイトで「アツトは怪我による長い休みを終え、試合に出場する時間が重要だと感じていたようで、自ら我々のところに移籍を申し出てきた」とその経緯を明かした。
 
 ハイデルSDはさらに「簡単な決断ではなかった」とし、7年に渡ってシャルケに在籍した日本代表DFへ感謝の言葉を寄せている。
 
「とても簡単な決断ではなかった。しかし、我々は彼からフットボールをすることを奪いたくなかった。シャルケはアツトへ心からの感謝をしたいと思う。彼はロイヤルブルーのため、ユニホームのためにどんな時も100%を尽くしてくれた。我々はアツトがウニオンで成功してくれること、さらにピッチ内外での幸運を祈っている。それはシャルケのファンも同じだろう。最高に美しいエールを送りたい」
 
『ウッシー』(ウッチーがドイツ語発音になってのもの)の愛称で親しまれ、シャルケ・ファンの間でも高い人気を誇った内田。新天地ウニオンでも同様に愛される存在となれるだろうか? そのパフォーマンスに注目が集まる。