男子シングルスはシード13名が初戦突破、ダブルスは上位勢が早期敗退 [第44回全中]

写真拡大 (全4枚)

 第44回全国中学生テニス選手権大会(8月19、20日団体戦、21〜24日個人戦/沖縄県総合運動公園テニスコート)の大会3日目は、男女個人戦のシングルス1回戦とダブルスの1、2回戦が行われた。

◇   ◇   ◇

 男子シングルスは64ドローで行われ、個人戦初日の1回戦は32カードが実施された。屋外で行う試合は10時50分から開始したが、雷雨による中断が入り、試合進行は大幅に遅れた。

(写真)試合開始当初の屋外コート

 そんな難しい状況で、第1シードの三井駿介(清水町立清水)は順当に2回戦進出を決めた。昨年は2年生で唯一の4強入り。注目を集める中、初戦は平井健太郎(武蔵村山市立第一)と対戦した。

 序盤はリードを許し、2時間の中断期間を挟みながらも、最後は地力を発揮して8-3と勝利。「最後まで自分のテニスができなかったが、ここから調子を上げていきたい」と力強く語った。

 2年生でただひとり3〜4シードに入った山田倫太朗(清瀬市立清瀬第二)は幸先のいいスタートを切る。下天摩輝(帯広市立第一)に対し、ボールをライジング気味にとらえるテンポのいいプレーで8-1と圧倒した。

「今日はスムーズに試合に入れた。今は優勝を考えるよりもベスト8、ベスト4を目指して頑張りたい」と、目の前の一戦一戦に集中している。

(写真)山田倫太朗

 上位16シードのうち13名が1回戦突破を果たしたが、第2シードの鈴木久統(横須賀市立長井)は堤隆貴(四日市市立西陵)に7-9と惜敗し、大会から姿を消した。

 第1ゲームから堤にブレークを許す苦しい展開。何度もチャンスを迎えたが、攻め急いでチャンスをつぶす場面が多かった。全国大会で初の第2シードだったこともあり、「緊張から身体が硬くなってしまった」と肩を落とす。齋藤成とのダブルスも流れを変えられず、2回戦で高田順平/宮地吾侑(名古屋)に4-8と敗れた。

(写真)堤隆貴(奥)/鈴木久統

 ダブルスは第1シードの石川瑛大/永井健太(エスコラピオス学園海星)が自慢の攻撃力で準々決勝に駒を進めた。初戦は今井汰育/手嶋海陽(岩国市立麻里布)を8-2、続く逆瀬川隼/南陽太(福岡市立野間)には8-1と快勝。団体優勝の疲れを微塵も感じさせないプレーで存在感を見せつけた。

 多くのシード勢は苦戦を強いられ、好調の第1シード以外に勝ち上がったのは増成拓也/増成智也(三木市立自由が丘)と小澤夏輝/中基(小平市立小平第二)だけ。大会初日から波乱の様相を呈する。

 大会4日目の22日は、男女シングルスの2、3回戦、男女ダブルスの準々決勝が行われる。試合開始は9時の予定。

(テニスマガジン/Tennis Magazine)

※トップ写真は、第1シードの三井駿介(清水町立清水)