19日、中国メディアの参考消息が、済州島を訪れる中国人旅行者が減少している中で、済州島関係者は日本人旅行者にターゲットを定めるようになったと伝える記事を掲載した。写真は済州島。

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2017年8月19日、中国メディアの参考消息が、済州島を訪れる中国人旅行者が減少している中で、済州島関係者は日本人旅行者にターゲットを定めるようになったと伝える記事を掲載した。

記事は、韓国メディアの報道を引用し、済州島を訪れる日本人旅行者の数が5年ぶりに増加する勢いで、今月15日までの時点で3万2651人の日本人が済州島を訪れたと紹介。これは昨年同期比で6.7%の増加だという。

韓国メディアによると、2012年までは済州島を訪れる日本人旅行者は18万人を維持しており増加を続けていた。しかし、その後の日韓関係の悪化や円安、済州島の知名度不足などから日本人旅行者の数は減少。2013年の12万8000人から昨年は4万7900人にまで落ち込んでいた。このため済州島と福岡を結ぶ航空路線は2014年10月に廃止され、国際線のフライト数も大幅に縮小していた。

しかし、中国人旅行者に集中していた済州島の営業戦略を多元化した結果、日本人旅行者が戻ってくるようになったという。今年8月15日までに済州島を訪れた中国人旅行者数は60万人ちょっとで、昨年比で68%減少しており、高高度防衛ミサイル(THAAD)問題が解決されない限り、中国人旅行者が戻ってくることは難しいとアナリストは分析している。

韓国メディアによると、済州島を訪問する日本人旅行者数は引き続き増加する見込みだ。その理由は、東京や大阪を結ぶ航空路線が増加しているためで、現在週に28便が運航しているほか、チャーター機も随時運行している。

また、日本の大型フェリーが8回済州島に入港することが決定しており、ほかにも入港の問い合わせが多く来ているという。済州島の関係者は、「済州島はこの期間中に東京や大阪との直行便を維持し、旅行会社に広告の支援をするなどの努力を払って、日本市場の回復に努めてきた」と語っている。(翻訳・編集/山中)