音楽って、本当に不思議。気持ちを落ち着けたいときに聴くと心を穏やかにしてくれるし、哀しいとき、ツラいときにはそっと寄り添ってくれる――。これって少しでも音楽が好きな人なら誰しも経験したことがあるのでは?

実際、科学的にも音楽の“ヒーリング効果”は実証されていて、カナダのマギル大学心理学科のDaniel J. Levitin教授率いるチームの調査によれば、音楽には体の免疫系機能を改善したり、ストレスレベルを軽減する働きがあるんですって。

個人的にもナーヴァスなとき、疲れたとき、哀しみに暮れているとき、何度も音楽に助けられてきました。そんな経験から、きっとあなたにもとびきりの癒やしや元気をもたらしてくれるであろう9つの名曲をセレクトしてみました。じっくりと聴いてみてください。

#01. Sigur Rós / Hoppípolla

 

1994年にアイスランドで結成されたSigur Rós。彼らの幻想的でユニークな音楽は、ここ日本でも多くの音楽ファンに愛されていて、先日行われた来日公演も大盛況。印象的なピアノフレーズに導かれるこの曲は、サウンドの美しさもさることながら、童心に返った老人が活躍するミュージックビデオも秀逸。ボーカルのヨンシーの中性的な歌声が、心の奥にやさしく反響します。

#02. Priscilla Ahn
I Don't Have Time To Be In Love

アメリカのシンガーソングライター、Priscilla Ahn(プリシラ・アーンと読みます)の名曲。彼女のやわらかなシルキーボイスとシンプルなアコースティックサウンドは、しぼんだハートをきっと潤いで満たしてくれるはず。彼女が一躍脚光を浴びることとなったデビュー曲「Dream」も癒し効果バツグンなのでぜひ聴いてみてください。

#03. Ben Folds Five / Brick

90年代を中心に日本でも人気を博した3ピースバンドで、ボーカルのBen Foldsはバンド解散後もソロとして活躍中。ピアノ、ベース、ドラムという当時はまだ珍しかった編成で注目を集めましたが、彼らの魅力は何といってもその印象的なメロディライン。特に、この「Brick」の泣きメロ具合といったら!泣けるのにポジティヴなパワーを与えてくれる不思議なナンバーです。

#04. R.E.M. / Nightswimming

カレッジ・ロックの雄として1980年代から2011年に解散するまで、米英を中心に熱狂的に支持されたロックバンド=R.E.M。<夜泳ぐなら静かな夜がいい>(対訳)という歌詞からはじまる「Nightswimming」は、ピアノによるリフレインが胸にじんわりと染みわたります。この楽曲が発表されてからもう25年近くが経つけれど、今なお色褪せないタイムレスな名曲。

#05. The Jayhawks / Blue

“ブルーグラス”という音楽ジャンルを聞いたことはありますか?簡単に説明すると、バンジョー、マンドリン、ドブロギターなどの楽器を中心に奏でるアコースティックミュージックのこと。この「Blue」という曲の、ブルーグラス特有のサウンドにノスタルジーを感じる人も多いのでは?シンプルながら耳に残るメロディが切なくも愛おしいナンバー。

#06. Fiona Apple
Never Is a Promise

稀代の女性シンガーソングライター、Fiona Appleが1996年に発表したデビューアルバム「Tidal」に収録。歌詞は男女の深い感情を歌ったものですが、美しいサウンドとフィオナの(どこか狂気のようなものも感じさせる)感情豊かなボーカルが深く胸を揺さぶります。

#07. Everything But The Girl
Love Is Strange

Everything But The Girlは80年代にイギリスで結成された男女デュオ(のちに結婚)。心温まるアコースティック・サウンドが魅力の彼らは、優れたカバーソングを生み出すことでも知られています。この「Love Is Strange」はアメリカの男女デュオ、MICKEY & SYLVIAによるヒット曲のカバーで、ことさら飾り立てないシンプルな構成ながら妙に心に触れるナンバーです。

#08. Travis
Flowers In The Window

イギリスの人気ロックバンド=Travisが2001年にリリースした3rdアルバム『The Invisible Band』に収録。バンド最大のヒットを記録したアルバムということで、どれもグッドソング揃いなんですが、幸せなムード満点なこの曲は特に秀逸。アコースティックなサウンドに加え歌詞もステキなので、機会があればCDの歌詞カードをぜひチェックしてみてください。

#09. Screaming Maldini
The Awakening

ここまで落ち着いたムードの楽曲が中心でしたが、最後はちょっとアッパーなナンバーを――。Screaming Maldiniはイギリスはシェフィールド出身の男女6人組バンド(2014年に解散)で、お世辞にも知名度が高いとはいえないけれど、多幸感あふれる楽曲は粒ぞろい。この曲のきらびやかでハッピーな高揚感は、どんな沈んだ気分もカラフルに彩ってくれることでしょう。

Reference:PsychCentral

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